蕨市に住む女がひたすら埼玉名物グルメを食べる漫画
鴻巣の免許センターから始まるところが渋すぎる
埼玉県民以外が読んで面白いのかどうかは、いまのところ謎である。

開始早々免停になっちゃったからまだ鴻巣周辺ウロウロしてるのウケた
そして菖蒲とかいうもっと知らない場所まで足を伸ばしている

毎回、過去の男のこと思い出すとそいつから絶対電話かかってくる展開がよくわからないけどおもしろい

埼食主義の女

埼玉指数カンストのグルメマンガ #1巻応援

埼食主義の女 なかじまもりお
兎来栄寿
兎来栄寿

『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』が大ヒット上映中で2週目で興行収入11億円を超え、話題となってい今日このごろ。 前作もとても楽しんだのですが、どうせ映画館で観るなら埼玉の映画館で観れば良かったという後悔を抱いていたので今回は初日にさいたま新都心まで行って観てきました。すると本編前のCMから埼玉ローカルてんこ盛りで、しかも周囲の埼玉県民がそれに対してボルテージ爆上げしている様子も体感できて大満足でした。 再び埼玉旋風が吹き荒れている今、タイミングよく発売となったことで併読をお薦めしたい作品がこちらです。 蕨市在住の美人が、半ば仕事で埼玉県内を駆け巡りながら半ば自分の食欲を満たすために奔走していく物語です。 この作品、何が良いって主人公が女性ながらそこらの男性よりもたくさん食べる健啖家なことです。美味しいものへのリスペクトがしっかりありつつ、実に美味しそうに綺麗に平らげていく姿がとても気持ち良いです。その中で、 ″しば漬け茶漬けは日本人の魂 昆布茶漬けは日本人の命 梅茶漬けは日本人そのもの″ ″東松山のやきとりはやきとりと言いつつ実は豚そんな裏切りも女心をゾクっとさせる″ ″う…うまい! しっとりやわらかなパンで焼きそばが…辛モツが…他の具材が手に手を取ってマイムマイムを踊ってる!″ などなど、『孤独のグルメ』もかくやというワードセンスが光ります。 また「ほぼ東京の私」と書いて「県南の私」と読んだり、 ″どういうこと!? 7万5千の蕨市民を敵に回したわね″ といったセリフなどから滲み出る県南民のプライドがたまりません。ニッチな県民性からしか取れない栄養があります。 わらじかつ、五家宝、大宮ナポリタン、味噌漬けまんじゅう、川幅鴨汁うどん、なまず料理、雪白体菜などなど、さまざまな埼玉名物を知ることができます。 また、渋沢栄一記念館や大高鳥山などさまざまな観光名所も出てきて、埼玉県民でないとあまり詳しくは知らないであろう埼玉県内の地図にも読むだけで詳しくなっていきます。 田山うどん、東武動物パーク、はにゅう水族館、ふっかちゃん(シルエットのみ)など、ところどころ固有名詞に配慮は感じますが、わかる方にはきっと全部伝わることでしょう。 グルメが中心ではありますが、男にモテる主人公の着拒芸も見どころです。 この解像度で、全国のいろいろな都道府県のグルメマンガを読みたいなぁと思ってしまいます。

男の作法

男の作法

令和(いま)こそ知るべき、昭和の文豪の美徳! 『鬼平犯科帳』『剣客商売』等の名作小説を著した 巨匠・池波正太郎の大ヒットエッセーをコミック化! 鮨・天ぷらの食らいつき方から家内円満の秘訣、おうちごはんにおける最高のすきやき調理法や贈答品の見定め方等々… 万事に対する心構えや常識を、昭和末期の人間模様を通して小粋に活写! 世の中は移ろいやすい、だけれど不変の価値観はきっとある!!

さいしょくしゅぎのおんな
埼食主義の女
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