こんな夜でも、おなかはすくから。

ほのぼのとはいかないけれど

こんな夜でも、おなかはすくから。
野愛
野愛
7ヶ月前

美味しくて遅くまでやってるだけじゃなくて、さまざまな生きづらさに寄り添ってくれるお惣菜屋さん。 近所にあったら通ってしまうだろうなあ。人生相談もしちゃうかもしれないなあ。波名さんみたいにバイトで入るのもいいなあ。 結婚とか家族とか仕事とか美容とか、自分がこれでいいって決めたことでも予期せぬことがおこったり外野が余計なこと言ったり、人生ってままならない。 そんなときに美味しいご飯があって、あなたは頑張ってるよそのままでいいよって言ってくれる人がいてくれたら前を向けるはず。それって別に家族とか友達じゃなくて、他人でもいい。 自分の人生と重ね合わせてしまって、ほっこりほのぼの漫画とはとても思えないけれど、明日からがんばろ〜みたいな気持ちにはなる。 何があってもおなかすいてる自分に気づけたらなんとかなる。美味しいもの食べてみんながんばろうね。

望まぬ不死の冒険者(ガルドコミックス)

画力高めファンタジー

望まぬ不死の冒険者(ガルドコミックス)
宮っしぃ
宮っしぃ
7ヶ月前

異世界ファンタジーの中でも画力が高く、しっかりファンタジーしてる作品の1つ ダンジョンの探索中にふとした事件でスケルトンになってしまった主人公、人里にも降りれず魔物を倒して進化を目指し、人としての体を取り戻す為に日々ダンジョン生活を送っていく タイトルの通り不死の身体を得つつも、人と魔物の狭間の葛藤があってなどなど、異世界ファンタジーとして重めで厚めの設定 なんだけど、個人的には途中から盛り上がりに欠けてきたのがちょっと残念... 楽しめはしたので今後の展開に期待したい

守ってあげたい

不安定な時に読んでたらたぶん号泣してた

守ってあげたい
名無し
7ヶ月前

親は子を保護する役目があるけど、子の成長につれてそれが必要なくなったり、立場が逆になったりして、気付けば子が親を守ってあげないとという状況になっている。でもそうなって初めて、自分が如何にいままで親に守ってもらっていたかを知る、というストーリーがグッと来ました。この感覚が刺さる人、多分多いんじゃないかなと思います。

静かなるドン ― もうひとつの最終章 ―

分かりやすいです!!

静かなるドン ― もうひとつの最終章 ―
干し芋
干し芋
7ヶ月前

タイトルだけは、知っているし、ドラマ化されたのも見てないけど知っている。 有名な作品なのは、分かっているけど、前作の108巻は、なかなか手を出しにくい。と思っている人、是非、読んでください。 時代も変わったし、やくざの闘争も少なくなった現代版ですが、これを読んで、ハマった方は、前作にチャレンジもアリだと思います。 人物紹介も都度あるし、詳細が知りたい部分は、前作の○○巻参照と枠外に記載があるので、とても親切です。

伊達政宗

伊達政宗の感想 #推しを3行で推す

伊達政宗
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
7ヶ月前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 山岡荘八と横山光輝のコンビだとこれが一番好きかもしれんな。文庫版だと4巻数でちょうどいい ・特に好きなところは? 関ヶ原前に伊達政宗と徳川家康を取り持つ今井宗薫。伊達政宗と徳川家康という傑物の合間に挟まれ取り持つが自分のやっていることがとんでもなく大きい話の大事な部分だと気づいた時だな。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 自分の年齢によって読んだ感想が変わりそうなマンガで今回は中期の関ヶ原の少し前から直後あたりの従うべきか戦うべきかを色々計算しつつ考えているあたりが良かった

終末の箱庭

オムニバスホラー

終末の箱庭
宮っしぃ
宮っしぃ
3ヶ月前

オムニバス形式で進んでいくホラー系のマンガ マンガワンでたまたま見かけて読んだら、これは面白い!更新が楽しみな作品の1つです 物語としては単話毎で完結していて、その次の話と少し連動したりしなかったり スプラッタやグロというわけではなく、背筋をゾワゾワ這われる様なホラー系なので、個人的にはかなり刺さる 読みやすい作品なので、とりあえず1話読んでみていただきたい

異世界らくらくサバイバル~生存スキル強者の俺が美少女四人と暮らす無人島生活~

サバイ...バル...?

異世界らくらくサバイバル~生存スキル強者の俺が美少女四人と暮らす無人島生活~
宮っしぃ
宮っしぃ
7ヶ月前

国々で異世界が周知されているなか、サバイバル上級者の主人公は異世界への探索を開始した時、帰路への道を失った、そこで出会った4人の女の子と一緒に異世界サバイバル!なお話 真面目にサバイバルしてる時もあるし、異世界ファンタジーらしく巨大生物に襲われたりなどなど 異世界物と現代ファンタジーを組み合わせてサバイバルする!ような設定だが、どれも中途半端な気も... あと露骨にエロ要素強めになったりするので、個人的にはどれかに絞ってもらいたかったなぁな感想 つまらないとかでは無かったので、今後の展開を楽しみにしたい

蝋燭姫

お姫様と騎士でなく、お姫様と侍女のお話

蝋燭姫
ゆゆゆ
ゆゆゆ
7ヶ月前

表紙が怖かったけど、レビューはそんな感じでもなさそうだったから読んでみた。 絵柄はすごく細々としたところまで描かれていて、お姫様の髪の毛はとてもキレイで、侍女のフルゥはあほ格好良く。 遺言の下、政争に負け、修道院に入れられたお姫様。 なにがどうなるのか、どう乗り切るのか。 手助けと思えたものは手助けでなく、周りは全て敵。 読んでいて、フルゥは修道女たちをバカにしたかんじがしたけど、実際そうだったのかもしれない。 フルゥにとっての世界はお姫様が王宮で暮らしていてそれにつくことだったから。お姫様が修道院で修道女をしている現実そのものが受け入れられない。 仮の場所と思っている。読者は良くも悪くも、フルゥの視点に引きずられる。 読み終わって、ハッピーエンドだけど、救われないなあと思ってしまった。

戦国小町苦労譚 (コミック)

農業やらなんやら、現代知識で富国強兵がんばります

戦国小町苦労譚 (コミック)
ゆゆゆ
ゆゆゆ
7ヶ月前

なぜかタイムリープして、たまたま信長に拾われた女子高生が、現代知識&専門知識をもとに無双していく物語。 歴史改変となってしまっても我が命のため仕方ない。 いや、それを含めて歴史なのか。 居た世界と変わってしまうアレヤコレヤ、どこまで許容されるのか。いやでも殺されてしまうしという、タイムリープものの、悩みも描かれている。 本作で好きなところは主人公は農業大好き女の子なのに、役職が上がるにつれて現場(農作業)から離れていかざるをえないところ。 まるで現代の会社勤め。世知辛い。 ファンタジーですら、現実的。世知辛い。 ストーリーを追っていても、畑は日に日に遠くなっていく。世知辛い。 タイムリープして織田信長のもとに行く作品は、どのくらいあるんだろう。 あらためて、信長は人気だなと思う。 蛇足だが私が初めて読んだ信長系タイムリープ作品は、コバルト文庫の濃姫夢紀行シリーズ。読んでいたのは四半世紀以上前になる。 みんな好きだなあ、ノッブ。 話がそれてしまったが、戦国時代にタイムリープしてしまった女の子が仲間と出会い、必死に生き抜く本作。 変えてしまった歴史。 炎上してしまうと皆が知る人、織田信長。 どのような結末に至るのでしょうね。

ハルメイ

ハル派? 漣派? #1巻応援

ハルメイ
兎来栄寿
兎来栄寿
7ヶ月前

大人気の『ハルメイ』連載マンガ版の1巻が発売となりました。元々、作者の雨宮うりさんがSNSで連作イラストとして上げていた一連の物語が『ハルメイ 雨宮うり ILLUSTRATIONーBOOK』として2022年に発売されており、それをベースにしたマンガとしての連載が2023年より始まりました。 高校1年生の主人公・橘芽衣と、幼いころから親しくしている近所の10歳年上のハル兄。タイトル通り彼女たちの関係性を描いた作品です。 ただ、こちらの連載コミック版では表紙絵が示しているように芽衣と同い年のもうひとりの幼馴染でその美貌が他校生の間でも話題となっているほどの漣との三角関係の色合いが強くなっています。 漣もまた、非の打ち所がないヒーローなんですよね。外見だけでなく性格も良いことがエピソードを通して描かれていて、もしハルがいなかったら心置きなく推せるタイプです。でも、このマンガ『ハルメイ』なんですよね……。漣は漣で幸せになって欲しいと心から願います。 なお、そんな漣の存在によって恋愛感情を意識し出して変わっていく芽衣の姿に危機感を覚えて大人気のない嫉妬を見せるハルはとてもかわいいです。 また良い少女マンガには良い友人キャラがつきものですが、芽衣の友人の環もナイスキャラで好感が持てます。 雨宮うりさんの絵が良いのはもちろんなのですが、少女マンガとしての呼吸もすごく自然体で上手さを感じます。 個人的に好きなポイントは、両ヒーローが決めシーンで少しだけ敬語になるところ。思わず口角が上がってしまいます。 少女マンガが好きな方、歳の差が好きな方、三角関係や複数のイケメンに同時に迫られるシチュエーションが好きな方にお薦めです。

ムチャチョ―ある少年の革命―

ムチャチョ―ある少年の革命―の感想 #推しを3行で推す

ムチャチョ―ある少年の革命―
leon
leon
7ヶ月前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ニカラグアというよく知られていない国での革命、同性愛、ガブリエルの 成長といった様々なテーマを高レベルでまとめられていると思った。 ・特に好きなところは? ガブリエルの成長と彼の心情に合わせて色彩が変わっていくところ。 エマニュエル・ルパージュは絵の上手さだけでなく色彩の使い方にも 長けているなと感心した。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ストーリーもそれほど難しくないのでバンドデシネ入門として 読む価値は充分にある。同作者の「チェルノブイリの春」もおススメ。

エマとカピュシン

エマとカピュシンの感想 #推しを3行で推す

エマとカピュシン
leon
leon
7ヶ月前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ヒップホップとバレエと道が分かれた姉妹の成長が気になった。 ダンスの描写も迫力やスピード感がありながら、激しすぎないのが 心地よい。 ・特に好きなところは? 光の描写と徐々に成長していく姉妹の過程に説得力があるところ。 それを見守る周りのクラスメイトや両親も味があっていい。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ストーリーも絵の使い方もバンドデシネならではで日本の漫画とは 違った読み味が楽しい。未邦訳の7巻をKindleで買うほど気に入った。

徳川家康

徳川家康の感想 #推しを3行で推す

徳川家康
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
7ヶ月前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだけど相変わらず竹千代(徳川家康)が出てくるまで長いな。まさしく徳川家康の一生を描いている内容でまあ苦難の人生だな。「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。」というのを体現している。 ・特に好きなところは? 特に好きなところは2箇所あって本能寺の変で織田信長が亡くなった後の河尻秀隆と豊臣秀吉が亡くなった後の石田三成。 織田信長がいた頃に河尻秀隆は優秀で出世も順調だったと思うが織田信長が亡くなった後は織田信長のやり方をやろうとしているが表層的な真似に過ぎず結局をうまくいかずに終わった 石田三成も豊臣秀吉もいた時は良かったが豊臣秀吉が亡くなった後、豊臣家を守りたいゆえに独善的になりうまくいかずに終わった。特に同じ地位ぐらいのやつに文句言ったあとに前田利家に話を進めてもらうとしたが前田利家に断れてるあたりは今の仕事にも通じそうだ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 徳川家康が出てくるまでは長いが戦後に経営者虎の巻やビジネス書として言われるのもわかるのでおすすめです

マカロニほうれん荘

漫画家に愛されてるマンガ

マカロニほうれん荘
かしこ
かしこ
7ヶ月前

漫画家ってマカロニほうれん荘好きじゃないですか。なんでだろう?と長いこと疑問に思っていたので読んでみました。実際に読んでみて最初に感じたのは絵のセンスがよくて無茶苦茶カッコいいです。これは手塚治虫や鳥山明のように時代を越えて受け入れられるレベルだ!!と感じました。次に感じたのはストーリーの合間に突然始まる寸劇のスピード感ですね。嫁姑ネタなんて今でもよく使われてるし、テンポ感でいったらマカロニほうれん荘の方が断然いいかも。読み終えると言動の過激さなんかが一周回ってすごく新しく感じたので、令和にアニメで復活したらすごく楽しいかもしれないと思いました。漫画家に愛されてるマンガってこういうことなんですね。

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