環方先生の猫かわいい漫画
グロテスクな漫画かと思いきや
冒頭数ページで"そういう意味"でのグロテスクな漫画かな、と思ったらオムニバス形式でホラー漫画が始まった…ギターの画やばすぎる。魂呼び絶対危ないよなぁ、と思ってるけど主人公もそう言いつつそちら側にいっちゃったから自分もやりかねないなぁ…。 2話のダイスの言葉遊びも好き。けどやってることは激やばい。幸せって何だっけ…。 毎回冒頭だけ前回から続いてて全部同じ世界で起こっている出来事だと思うと…いやぁ、やっぱりグロテスク。けど歪で面白い。と思ったところで1話冒頭の言葉が自分に返ってきてうわ~~となりました。
ガラスのステージ編
※ネタバレを含むクチコミです。
推し活、してますか #1巻応援
webとはいえ『ちゃお』系列でこの作品が連載されている日本の未来は明るいなと思います。 学業と弁当工場でのバイトをこなしながら推し活に邁進する21歳の女子大生エルピー。 エルピーと地元が同じで中学時代の同級生でありエルピーによって沼に引きずりこまれたプ〜コ。 オタク歴の長い古参で経験豊富なチョキ単推しの年上お姉さんペチねえ。 彼女たち3人が「ジャンケンボーイズ」(通称:ジャンボ)を推して推して推しまくる日々の様子がコミカルに、しかしリアルに描かれる作品です。 絵はかわいくデフォルメが強くて小学校低学年くらいでも親しみやすそうな感じですが、彼女たちの繰り広げる推し活模様は″ガチ″です。 トレカやコースターの交換 ぬい ライブ前の物販 現場でのマナー 店舗別特典 リリイベ お渡し会 コラボカフェ 誕生祭 自作グッズやケーキ カラオケや上映会 などなど、推し活経験者ならいろいろな感情を持って″理解る″であろう様子が描かれていきます。 とりわけすごいなと思ったのが、大阪遠征編です。ヤコバ(夜行バス)での移動はまだしも、某地区の安宿の様子まで克明に描いているのはびっくりでした。繰り返しますが、『ちゃお』系列作品なんですよこれ。『ちゃお』系列で西◯が描かれることあります? 「2段ベッドとかたたみの部屋はあいてるし安い!!」 で笑ってしまいました。ちょうど、私も最近泊まったところですが、昔と比べると治安もだいぶ改善して宿も星野リゾートが進出するなど綺麗なところも増えたので女性ふたりで行ってもまあ大丈夫かなと思えるようにはなってきましたが。でも、そういう経験がまた思い出に残るんですよね。 何しろ、推しを推すことによって人生が充実してエネルギーに満ち溢れるのは素晴らしいことです。推しを推している人であれは、ジャンルを超えて共感が吹き荒れるであろう作品です。
巻いたが、よい結末
金 or 困窮、とか、視野狭窄した2択の外側に、アメリアちゃんが出られて良かったと思う。 他の登場人物たちも何かしらの、希望のある外側に出られたんじゃなかろうか。次作も期待。 【追記】 作者のブログ「北野詠一場」、10巻小ネタの記事でラルフさんの顛末が読めまーす!
漫画編集者とお隣のDK
波真田先生にしては1巻完結の短め作品だけど、 やっぱり透明感ある作風は変わらず。 DKの未来(←名前)ってば思わせぶり! 色気とDKらしい素直な爽やかさでお隣の年上幼馴染拓を翻弄する。 教師は胸糞悪いけど短くてもキレイにまとまっているのは流石。
クッソ下品だけどめっちゃすこwww
「世界中の女性にチンチンを生やすため日々邁進している」チンチンデビルによって勇者のパートナーがチンチンを生やされてしまうというギャグショート あのさぁ........(一呼吸)最高かよ。生えている分お得だよね❤️ (もし連載化されたら○ン○ンデビルも出てくる可能性が微レ存.......?)
猫と竜と人間とやたら強い熊がいる世界の日常
猫、猫、猫! 猫がいっぱい。 しかもしっぽで魔法を使う。 ケットシーというらしい。 なにかが始まるような、始まらないような。 毎日のちょっとしたことで、未来は変わっていく感じ。 魔王を倒しに向かう勇者たちではなく、そういう世界に住む竜と猫の話。 ファンタジー世界の日常系というんだろうか。 登場する人たち、みんな猫ラブなかんじがする。
祈りに似た絵という言語 #1巻応援
こういう作品が、とてもとても大切だと思います。 『ゆうれい犬と街散歩』の中村一般さんの新作です。 ″ふたりにとって、「絵」は言語だった″ という印象的で秀逸なモノローグから幕を開けるこの物語は、25歳のイラストレーター花海修(はなみおさむ)が主人公。AI人型ロボットがデータ収集目的でひとり暮らしのモニターを募集していたところに修が応募して見事当選したことで「DLHC2030」、通称ハルと共に暮らしていく日々の様子を描いていきます。 元々イラストレーターとして活躍されていた筆者自身の経験がふんだんに込められているようで、現代におけるイラストレーターの仕事描写の解像度が高いです。本の装画の仕事では、帯やバーコードの位置を意識して絵を考えるなど言われてみればなるほどと思うような仕事のディティールの妙があります。装画仕事の進め方やリモート会議の様子など非常にリアルです そうした仕事マンガとしての興味深さもありながら、この作品の何よりの美点は創作者として生活している修の感性の豊さです。 2話の「夕陽はメッチャ動物的」の件なども良いですが、とりわけ1巻の最後に収録された5話が最高です。 ″俺の経験上、「絵を描くという行為」そのものは、 祈りに近いような気がしていて″ のパートは、読んでいてしみじみとする素晴らしい言語化がされているなと思います。絵のみならず、他の創作や多くのことに通ずる真理でしょう。 かつて神保町の高岡書店の店長が閉店時に「マンガがあれば、僕らはまたどこかで繋がれます」と語ってくださいましたが、マンガという言語で世界や人と繋がっている私にはとても沁みました。 ″いつから絵を描くことは 資本主義の競争に勝つための 武器になっちまったんじゃ〜!″ ″そういうことを忘れない人間でいたい 彼らにきちんと祈れる人間でありたい″ という修の語る言葉は、今の時代において極めて重要なテーゼです。一番大事なことを常に忘れずに、見失わずに生きていたいと思わせてくれます。 そして、イラストレーターということもあって決めのシーンの一枚絵から生み出される情緒がまた堪らず、湧き起こる感情を繊細かつ雄弁に補強します。 何気ない風景の1コマにも魅力が宿っており、読んだ後は心に風を通したように軽やかにしてくれる作品です。
方言に憧れる時期、ある。あった。
若かりし頃、この作品の小梅とは逆で関西弁って良いなぁ。って時期が自分にもありましたなぁ。。 なので、小梅が標準語に舞い上がってときめいてしまう感じが可愛いなぁと思いながら読んでました。 私は、小梅を想う山中さんの控えめさが好きでした。。優しくて健気〜。 恋に落ちたって、それすらも控えめだ。。 山中さん、最後は幸せそうで本当に良かったです。 若さんは天然っぽい所が良いのですかね〜。 一息つきたい時に、2巻完結でサラサラっと読みやすい作品でした。
警察ってそうなの!?
※ネタバレを含むクチコミです。
温かくなる作品
今、推しの先生、絵柄も作品も大好き 変身人間ちえを読んで大好きになったよ 連載されたら絶対に買います!
「青野くんに触りたいから死にたい」感想
ホラーと純愛は実に相性が良い。片方だけでももちろん成り立つけど、組み合わさると最高の相乗効果が生まれる。この作品もまさにそんな感じだ。純愛ゆえの暴走はより恐ろしく、ホラーゆえ切なさにも拍車がかかる。そして物語はいよいよクライマックスに突入。この2人は一体どんな結末を向かえるのだろうか。最後まで見届けたい。
紅茶の奥深き世界 #1巻応援
『銀のニーナ』のイトカツさんが2007〜2011年まで、かつて存在した『スーパージャンプ』及び『オースーパージャンプ』にて不定期で散発的に描いていたシリーズが長い時を経て単行本化されました。 鎌倉の紅茶専門喫茶店「ERNEST」を舞台に、さまざまな悩みを持った人が来店してそれぞれに合った紅茶を提供されることで人生の悩みを解きほぐしていく1話完結型の物語です。 我が家は常飲するのは緑茶とコーヒーがメインですが、それなりに紅茶も飲むので紅茶に関するさまざまな知識が詰まったこの作品は興味深く読みました。 イトカツさんがあとがきで述べている通り、リーマンショック直後のお話のように時勢が変わってしまっているものもありますが、一方で紅茶にまつわる基礎的な知識は年月を経ても普遍的なので今読んだとしてもまったく問題なく楽しめます。 ・硬水を使ったミルクティー ・中国のブルゴーニュ酒と言われる紅茶 ・フォートナム&メイソンのアールグレイクラシック ・レモンたっぷりドライベンガルタイガー ・紅茶の中にジャムを入れない正式なロシアンティー ・チャイ などなど、ひとくちに紅茶と言っただけでは想像しにくいさまざまな側面を見せてくれます。 そして、訪れるお客さんも老若男女さまざま。家庭の問題や仕事の問題、個人的な人生におけるモチベーションなど悩みも人それぞれ。人によって、共感できるエピソードがどこかしらあるのではないでしょうか。各々の物語に沿った紅茶が提供されることで、彼らが立ち上がって前を向いていく姿にも心が温まります。 奥深い紅茶の世界について知見を深められながら、温かい人情ドラマを楽しめる作品です。読むと、ちょっと良い紅茶を淹れて飲みたくなります。
クラスで人気の王子様くんの正体は"猛毒男子"
どうやって冒頭のシーンにつながるのかなと思って読んでいたら、そういうことか〜 今のところ猛毒というより溺愛って感じでもありますが…独占欲が異常ってことなのかな?
晩年の夜
68ページ、大満足のボリューム。 ベテラン戦士と若き天才魔女の話。老いて衰える戦士と、歳を重ねることで強さが増す魔女の対比。 自らを顧みること、自らの役割を問うことが描かれている。面白かった!
3話まで読むとじわじわハマってくる
1話目読んだときはギャグの方向性が明後日過ぎてちょっと微妙かなって思ってたんだけど3話くらいまで読むと、明後日の方向に投げられたギャグがブーメランみたいに直撃する感じで笑えてくる。
岬かいり先生のイヤホラ大喜利
「こんな世界はイヤだ!どんなの?」 このお題に対して、岬かいり先生が描いたオムニバス大喜利ホラー集だと思っていました。 ジャンルとしてはスプラッタやスラッシャーなどではなく、読後感が苦かったり後味が悪い「イヤミス」のようなホラー漫画、「イヤホラ」とでも呼べばいいのかな? しばらくオムニバスが続いていましたが、これらの現象の原因たる存在が表に出てきて、全体の縦軸が見えてきつつあるところで、今後の展開が楽しみです。
白と黒の迫力
手塚治虫のどろろリメイク作品 設定のベースはどろろに準拠してるけど、カネコアツシが近未来SFのオリジナルストーリーを作り上げてほぼ別作品と言っていいぐらい綺麗に仕上がってる スクリーントーンは(ほとんど)使わずに線とベタで描かれて迫力満点
ワケあり敏腕芸能記者が変死事件に迫る
※ネタバレを含むクチコミです。
誰の心の底も見えない。貴族社会、こわい。
大量殺人&放火をした極悪人ネネオの前では、ほわほわのほほんとした追放令嬢のフレイヤがかわいい。 そんな彼女に癒やされている、男二人もとても良い。 ネネオの傷を隠していたものは2巻でペリッと剥がされ、過去の傷が少しは癒えて生きていきやすくなった。 3巻以降はフレイヤの番ということだろうか。 ほわほわのほほんとしていたから、腹芸なんぞできるのかと思ったら、さすが本家筋の大令嬢。 ちゃんと言うことは言えていた。 義姉が単なる極悪な性格の姉だったら、もっと勧善懲悪展開ですっきりしたのだろうけど、そうでもなさそう。 しれっとひどい言葉を言い合うのに、誰も腹の底を見せない。 イラストはとてもきれいで、笑うフレイヤはとてもきれいで、きっと顔立ちが似た義姉も笑んだらとても優しい顔をしている。 ネネオはいい加減にフレイヤの名前を呼ぶべきだけど、身分差のせいなんだろうか。 4巻発売が楽しみ。
リゾート別荘地に集う訳ありな人々の人間ドラマ
※ネタバレを含むクチコミです。
中学の同級生の再会アオハル
ピュアーーーー😍😍😍 罰ゲームのキスが2人にとっての両片思いの始まり。 (このBLあるあるの「罰ゲーム」ってなんなのよって思うけど😂) 孝汰はこんなにビクビクするって何があった? 中学のその罰ゲームで揶揄われただけで? (まあ同じことでどれだけ傷つくかも人それぞれだけど) そして千鶴は孝汰のおかげで「要らない人間」から「ちょっとはいても良い人間」になれた。 孝汰を追いかけてようやく再会。 距離の縮め方とか2人の気持ちの向き合い方とかが初々しくてまさにアオハル😍
『危険なふたり』感想
暴力はいかなる場合も良くないというのは前提として、自分の大事な人が誰かの悪意によって傷ついたとき、自分はなにが出来るだろうかということを考えさせられる話でした。あと観光地でご当地限定のソフトクリームがあったら絶対食べますね。
小学生時代ちゃおっ子で環方このみ先生の「干支☆えとせとら」「いっしょにかえろ。」を夢中になって読んでました!懐かしい!当時から絵が可愛くて綺麗で、大人になった今でも思い出深い作家さんです。 そんな環方先生がいまめっちゃねこ可愛い漫画を描いている!!事故に遭った男子高校生が猫になって女子高生に飼われる話、という誰にでもとっつきやすいストーリーでかつめっちゃ面白い!男子高校生の自我をもった猫ニャオの心の声と可愛いけどちょっと変わった女子高生チカちゃんのやりとりがすごくいい。 そして前から思ってたことだけど環方先生の動物の描写がめちゃくちゃ好きです!リアルだし愛くるしいし、絵柄も可愛い!ニャオ(尚くん)は人間に戻れる日がくるのか、みたいなシリアスもいい感じに入ってて続きが気になる!