パラレルリープ・シンドローム

自分の大切な人に気づく旅。の様な

パラレルリープ・シンドローム
Pom
Pom
7ヶ月前

もし別の世界線に行けたなら、何するかな〜何を変えたいと願うかな、自分なら。 この物語は、結末は同じでも世界線が一つだけじゃない、のが興味深い。 何となく、”別の世界線”、”パラレルリープ”ってそう言うことか。と理解できてきたところで次巻、3巻なので気になるな〜 表紙の春呼さんがすごく可愛くて、読み進めたけど色々と想像とは真逆だった、結論、読んで正解でした! 春呼さん、フワフワして不思議ちゃんな様だけど芯はしっかり通ってそうな、夢路浪くん振り回されないでーって思ってしまう。近くにいるのになぁ〜。。 面白かったです。

そうです、私が美容バカです。【単行本版】

みんな美容バカになろう #推しを3行で推す

そうです、私が美容バカです。【単行本版】
かしこ
かしこ
7ヶ月前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 25歳の時の大失恋がきっかけで美容に目覚めたまんきつ先生。「美肌のためなら土だって食えます」の発言どおり、ドラッグストアで手に入るプチプラ化粧品からトンデモ美容法まで何でも試されてます。 ・特に好きなところは? マジで「えっっっ?!!そんなことして大丈夫?!!」ということまで経験されているので、この人がオススメされる美容法は信頼できる!と思えます。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 私も自分の老いを日々感じて落ち込んでいましたがこれを読んで全力で抗おうと思いました!!!!!!

十五野球少年漂流記

新たなる遺志を継ぐ、高校野球物語 #1巻応援

十五野球少年漂流記
兎来栄寿
兎来栄寿
7ヶ月前

『カノジョは絶対、ボクのこと好きなはず』や『Dear Monkey 西遊記』の白井三二朗さんが描く、新たな野球ストーリーです。 白井三二朗さんといえばどちらかというとかわいい女の子を描くイメージが強かったのですが、2021年に読切「邪神打線」を描いていることもあり野球マンガを描きたい想いが強くあったのかもしれません。 タイトルだけ見ると「15人の野球少年が異世界転生して野球するのかな?」と思う方もいるかもしれませんが、純粋な野球マンガです。ただ、近年また新しい野球マンガがたくさん登場していますが、本作も切り口は独特なものとなっています。 30年以上の高校野球監督歴の中で3校通算22回も甲子園に出場し全国制覇も成し遂げた名将・大倉祐一。そんな大倉が率いる名門校・東王を、かつて公立校として追い詰めた県立大江山高校のピッチャーであった若林耕一郎。 そのふたりが、100年女子校として続いてきた博愛学舎が共学化するに際して新設される野球部で全国制覇を目指していきます。 そこまでは良いのですが、新チームを発足しようとした矢先に大倉のガンが再発して帰らぬ人となってしまいます。「大倉さんがいるなら新設の野球部でも」と入学しようとしてくれていた新入生も、半分以下になり残されたのはたった14名。 若林はそれでも残ってくれた者たちを大倉が残した50年分ノートを元に指導していこうとするも、肝心の中身の字のクセが強すぎて解読が困難であるという問題がありました。 そこに断片的に描かれた「部員全員がマウンドに立てることを目指す」という新たな野球の構想の実現に向け、チームをマネジメントしていくこととなります。 ピッチャーが野球において特に大切であるというのは、多くの人が納得するところでしょう。だからと言って全員を大谷翔平選手とまではいかなくとも投げて打てる選手にするというのはなかなか大胆な発想で面白いです。なぜ名将がそんな発想に至ったのかを読み解いていく、ある種のミステリ的な楽しみもあります。 野球マンガですが、監督側の苦悩も多く描かれており、硬式と軟式出身者の確執、陸上しかやってこなかった者や性格に難がある者など一筋縄ではいかないチームをまとめていかねばならない難しさが描かれています。 指導者側のキャラクターとしては、かわいい見た目でありながらセパタクローとスカッシュで日本代表を務め女子ラグビーを全国優勝に導いた責任教師・吉島苺もいい味を出しています。メンターとしての有能さと、プライベートの抜け感のバランスが良いです。 グラウンドを見たときの感想であったり、セルフマネジメントのシーンであったり、エピソードでそれぞれのキャラクターを描いていくのが上手いので14人それぞれの掘り下げが深まったらこのチームをとても好きになれそうです。 偉大な先人の遺志を受け継いでそれが大成するのかどうかという視点のウェイトもあり、従来の野球マンガとはまた違った部分で楽しめる新たな高校野球譚です。

じゃあ、あんたが作ってみろよ

モラハラ男は変われるのか

じゃあ、あんたが作ってみろよ
ゆゆゆ
ゆゆゆ
5ヶ月前

息をするように、全方位に向けて「THE 昭和の男」を放っていた主人公。 行動を振り返ってみても、Aに気づいても気をつけてもBに気づかず、Bに気づいて気をつけてもCがあり。 とどまることを知らないモラハラは続く。 素敵な料理を求めるなら、自分で作るべきだ。時代は平成でもなく令和だ。 一方、彼女のほうもハイスペックな男と素敵な結婚生活を送るため、幼き頃から鍛えに鍛えた家事や運動能力、そして交友関係。 ハイスペックを隠したハイスペック彼女。 どうしてそいつとそんな相手と付き合った?と思うも、ハイスペックを狩るために生きてきたから、立ち止まることに気付けなかったのかもしれない。 考えれば我々の日常生活でも、相当なことをしできた人に対して「ゴメンネ、モウシナイヨ」の言葉ひとつで受け入れられるかというと、なかなか難しい。過去は焼印のようについて回ってくる。 それでも、読んでいる我々は彼及び彼女の変化を認め、受け入れることができるんだろうか。 そして、ぷぷ昭和wwwと思いながら読んでいる自分も、周りからそう思われてはいなかろうか。 煽りタイトルなのに、深い。

君が獣になる前に

史上最悪のテロ犯の正体は……。戦慄のノワール・サスペンス新連載が開幕【最新話の感想】

君が獣になる前に
名無し
8ヶ月前

ともに家族を突然亡くしている主人公・ハジメと6歳年下で若手人気女優の幼馴染・琴音の物語。 琴音が犯行を起こす直前ハジメと会っていたというのが今後どういう意味を持ってくるのか・・・。 『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』と違いヤンマガで連載ということで内容もよりハードになるのか気になる。

424日、奇跡の鬼レシピ

病気の妻から伝授された"鬼"レシピ

424日、奇跡の鬼レシピ
名無し
8ヶ月前

朝日新聞デジタルで連載されていた実話のコミカライズ。 https://www.asahi.com/special/matome/gannotsuma/ 病気でなくなった妻が遺したレシピ帳で料理を作る夫。原作によると、病気が発覚してからひとりでも家事ができるように妻から指導を受けたようです。コミカライズではどんなふうに描かれるのか楽しみです。

エンプレスエイジ ~闇社会の主役は我々だ!~

エンプレスエイジの世界観

エンプレスエイジ ~闇社会の主役は我々だ!~
OsamaBinLaden
8ヶ月前

oskといったロゴのみから舞台となったのは大阪のあい○ん地区だろう。さらに警察のお偉方が女子供に尊大な態度をとり、そんなダメダメな上層部に嫌気が差した刑事が本来なら敵対する反社とコンタクトをとり、何より十代の姉弟だけの家庭が放置されたりと治安も経済もお世辞にもいいとは思えない。“13地区”というのも臭いものに蓋をする目的みたいな場所であり、“ナイト”という異能力者も鬼○の血鬼術やちいか○のキメラを彷彿とさせる。この世界では“ナイト”は半ば忌むべき存在とされている感じもする。そんな中で異能力が身に付いた主人公が「怖い」と口にしたのもうなずける。彼女にとってチート能力が身に付いたのは余命宣告をされたに等しい。主人公をはじめとする“ナイト”が今後どのようになるのかが気になる。

鍋に弾丸を受けながら

誰かの、近所の、好きな店

鍋に弾丸を受けながら
hooper
hooper
8ヶ月前

テレビでネットで見ただけで、行ったわけでもないのに知った気になっていたわけです。 過去にした「アメリカの食べ物ってさぁ〜」みたいな半笑いの言い回しを、本書を開くたびひっそり恥じ入り心が土下座陳謝する。 そらそうよ。州があり市があり街があり村だの川だの大自然だのがあり(ブラジル回)、そこに暮らす個人とその人の生活、現地の習慣や、行動範囲がそれぞれあり。 そして、友達が来たら「美味い店連れてってやるよ!」という日々のご近所グルメがあるわけで。 例として3巻11話の「ホットドッグ・アンド・フライ」。上に揚げたてフラポを載せ、その上から塩を振ってあるホットドッグ。 だよね。アメリカ全土で"いわゆる"なホットドッグしか食べてないわけがない。 もっと素敵ィ〜な外国グルメもあるが、とにかくこの話に衝撃を受けた。(単に私が愚かなだけか)。 ちなみにこの漫画をクルッと裏返しにすると、個人的に『米国人一家、美味しい東京を食べ尽くす』になると勝手に思っている。ブラックサンダーアイスを絶賛するサイズ感の滞日グルメ本です。活字ですが、グルメモノが好きならおすすめ。 とにかくジュンターロサン、これからも私めの蒙を啓いてください、応援しています。土下座陳謝で。

悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~

美しい貴族令嬢の、本質はもはや任侠では

悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~
hooper
hooper
7ヶ月前

言いたかった、どこかでタイトルの想いをぶちまけたかった。 まず、定番の悪役令嬢のざまぁモノでは重要なファクタとなる「見返すためのもっと上の男」が存在しない(出ては来る)。 色も恋もない、悪役令嬢による一直線の報復だけが描かれている。 そして復讐の動機となる、エミさんへのエミリア嬢の恩義がもはや、任侠のそれである。 「おやっさんがァ、おやっさんだけがァ、ワシに生きる場所をくれたんじゃあァ!!」 そんな広島弁マインドを胸に(※個人の感想です)、頭も切れるインテリヤクザチート令嬢の復讐には無駄がない。音速の巻きで勢力図を塗り替える。好き。 ヒロインのピナさんが一巻ではそこそこホラー顔で恫喝してきたが、ご安心ください、そのへんでゴロまくチンピラ程度です。 ちょっと違うけど「バチギレして無双で勝っちゃうBLACK LAGOON IF日本編鷲峰組」でキラキラなパティスリー作ったらこうなるんじゃなかろうか? また、「なろうの原作では本編後が真っ黒なんだけどこの辺漫画にできるの…?」という好点も気になる。 今後もネットで読んで紙版も買います!好きっ! 思いの丈をぶちまけられて、満足です。

クラゲの骨は青

「クラゲの骨は青」感想

クラゲの骨は青
ニーナ
ニーナ
7ヶ月前

何とも意味深なタイトルだ。そもそもクラゲに骨は無い。この得体の知れなさが、しかし読んでみると妙にしっくりくる。 物語全体を覆うヒリヒリした痛みや不安に煽られるように、ページを捲る手はどんどん早くなっていく。…結局ひとは得体の知れないものに対して、恐れを感じながらも惹かれてしまうものなのだ(笑)。

本田鹿の子の本棚

違う世界に足を踏み入れてしまったような

本田鹿の子の本棚
ゆゆゆ
ゆゆゆ
8ヶ月前

本棚に秘められた宇宙。 文字列がビジュアル化すると、個性的な本たちの一群はカオスと化す。 最近、会話もなくなった娘の趣向をしろうと部屋に忍び入り、本を読む父。 タイムリミットは娘の帰宅時間。 大丈夫、父にはビジュアル化されるタイプの速読術がついている! 休日なのか平日なのかわからないけれど、娘より帰宅が早いタイプの父らしい。 ちょっと癖のある趣向を持つ娘の本棚が、父によって次々とビジュアライゼーション! というかたちで、突拍子もない一話完結型短編が次々と現れる。 いやほんとに突拍子もない設定&展開で、読んでいると自分がおかしいような気がしてくる。 『マチ姉さんの妄想アワー』もマチ姉さんの妄想ということで、突拍子もない昔話やおとぎ話が繰り出されていたけど、本作は舞台が世紀末からSFから恋愛モノから推理モノから色んな方向から小話がやってくる。 理解が追いつかず、99話の龍造寺先生よろしく、「っひゃっひゃっひゃ」と言う気持ちになる。 毎話毎話、発想力がすごい。 ちなみに私は、世紀末世界を舞台にした「93話」のトニオバギーの話が好きだ。

レイチェル・ダイアル

天才トンチキメカニック令嬢

レイチェル・ダイアル
hooper
hooper
7ヶ月前

レイチェルちゃんはトンチキにして、猪突猛進の天才メカニックお嬢様である。 従えるは2体のアンドロイド。 両方ともテンションが死んでいる。 常に常温。何があってもまぶた全開ならず。 ふつう一人は常識的で心配性、もう一人が怠惰等、変化をつけて配備するでしょうが?? そんな安直なキャラ媚びを蹴散らしての無感動✕2。そのセンスに震撼しかない。 どうしたの?ウミウシの思考ルーチンでも インストールしたの? もっと登場人物増やして、ワチャワチャを見たかったなぁ!!帰ってこないかなぁ!! レイチェル・ダイアル アップライジング(仮)!! まだまだ待ってます!! 絵の面で言うと、 ・レンチやドライバーでメンテする系の描込み ・鉄の重さを感じさせる描写 ・暴走巨大メカ この辺が刺さる人にもおすすめ。

ノラと雑草

ノラと雑草

ノラと雑草
寸々
寸々
8ヶ月前

お互いに傷を抱えた少女と中年刑事の共依存。ハラハラの逃避行シーンが好き。 登場するキャラ全員が善悪で割り切れないのは良かった…が、最後にルポライターを出してひとつのルポルタージュ風に仕立て上げ、「事件は善と悪で分けられるものなのだろうか?」と言葉にしてしまった瞬間に小さくまとまってしまった感。 今まで読んだことのなかった作風の真造作品ということで価値がある。

底辺母娘てらさわ

仲良いならそれでじゅうぶん

底辺母娘てらさわ
野愛
野愛
7ヶ月前

われなべにとじぶたなんて言い方をしてはいけないな。たとえ社会に馴染まなくても学校に行けなくても、親子仲良しだったらそれでよくない?と思える。 ご飯与えなかったり束縛したり支配したりする親子もいる中で、お互いに支え合って一緒にご飯食べて寝てたらそれだけで教育ってじゅうぶんだと思う。じゅうぶんじゃないにしろ幸せだと思う。 毒親が出てくる漫画が多いからこういうの読むと嬉しくなるなあ

グリーンピースの純情

通過儀礼みたいな

グリーンピースの純情
野愛
野愛
8ヶ月前

彼女に聞かない男が悪いとか、彼氏に言わない女が悪いとかそういうことじゃない。どっちかが悪いと断罪できたら簡単だけど、人間関係ってそうじゃない。 好きな人の好きなものを知って、それに染まっていく最中は楽しかったり気持ちよかったりする。合わせてあげてるとか無理してるとかそういうつもりなんてなくて、喜んでくれたら嬉しくてなんでも共有したくなる。 だからお互い気づくのが遅れたりする。相手は、自分は心から笑えてるかな、当たり前のことが見えなくなってしまう。 気づいてお話しすればいいだけなのに、人間って難しい。 こういう経験を経て、みんな前を向くんだよなあと思った。

もっとみる