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どこからともなく現れては薀蓄を語り倒して去っていくトレンチコートの男、雲竹雄三。 通称、ミスター・ナレッジ。
『「うんちく」シリーズ』第8巻、『マンガ・うんちくラーメン』は、『ラーメン発見伝』の河合単の作。
改めて読むと、大体7割位は、『~発見伝』でしょう。 単に絵柄に限らず、キャラ立てなどは相当共通しています。 例えば『~発見伝』において、モブキャラが、今の時代になってはどうでもいい蘊蓄を語って、藤本浩平にバチッとやり込められる、と言うのは、お約束の展開なのですが、その蘊蓄語りだけで作った一冊と言いますか。
この作品での雲竹雄三は、どこからともなく(あんまり流行ってないラーメン店に)現れ、問わず語りの蘊蓄を延々披露、と言う、大変ウザいキャラなのですが、猫舌だったり、流行らないラーメン店に麺打ちを教えたり、奥様に頭が上がらない、等々、少々憎めないキャラ立てなんですね。 まぁ、ウザいことには変わりはないのですが…。
ただ、これを読んでどう思うかは、その人における「食文化」の理解、そのリトマス試験紙ですよ。 この作品が描かれたのは2014年ですが、この時点で知っていて当然の知識しかないのです。
この口コミを書いているのは、2024年3月ですが、10年後の答え合わせ、あなたはどう読むでしょうか?
青年が本屋で立ち読みをしていると、トレンチコートの男が声をかけてきた。「知っているか?その本に挟まれた二つ折りの紙の名を――」。これを皮切りに、男の薀蓄が怒涛のように炸裂。書店員の習性や業界用語、誰もが知る大型書店チェーンや本の街・神保町についてまで、蘊蓄紳士「雲竹雄三」が語り倒す、うんちくコミック第2弾!
青年が本屋で立ち読みをしていると、トレンチコートの男が声をかけてきた。「知っているか?その本に挟まれた二つ折りの紙の名を――」。これを皮切りに、男の薀蓄が怒涛のように炸裂。書店員の習性や業界用語、誰もが知る大型書店チェーンや本の街・神保町についてまで、蘊蓄紳士「雲竹雄三」が語り倒す、うんちくコミック第2弾!