ラストシーンが、どうしても気になっちゃって
※ネタバレを含むクチコミです。
青春漫画の旗手が贈る思春期の眠れない夜。『富士山さんは思春期』『猫のお寺の知恩さん』で一瞬のきらめきのような思春期を描ききったオジロマコト最新作は、能登を舞台に描かれる“眠れない”高校生の思春期の夜。不眠で悩む男子高校生・ガンタは同じ悩みを抱えるイサキと出合い、放課後に学校の今は物置になっている天文台で、つかのまの眠りと、秘密を共有するという不思議な関係が始まる…… 読めば明るく笑えて、そして彼らと一緒に心地よい眠りに誘われます。そしてまっすぐに、男の子と女の子の、友達から恋愛への初々しさを描きます。<あなたの眠れない夜にも、きっと意味がある>日本人の4人に1人は睡眠障害を抱え、10代の不眠症も急増していると言われる現代、くたびれているのに眠れない、つらくながい夜に「もうひとりぼっちじゃない」と言ってくれる作品です。※インソムニア=不眠症
<ログライン>
不眠症を抱える男女の高校生の恋愛&成長譚。
<ここがオススメ!>
「どうせ高校生カップルがキラキラ青春をする話でしょ?」
そう、最初の方だけを読むと、きっとそれだけで終わってしまうんです。
が……!!
二人の不眠症には深い理由が隠されており……
不眠症という同じ悩みを抱える二人が少しずつ仲良くなり、いつしか惹かれ合い、お互いの秘密を告白した時。
そこからが本領発揮の『君は放課後インソムニア』!!
ヒロインであるイサキさんの感情がとにかくリアルで、最後の方はずっと涙しかなくて、もはや言語化なんて無理でした!
これはキラキラ青春恋愛物語の化けの皮を被った、「誰かと生きること」を真正面から見つめる物語。
泣き過ぎて、
鼻水ヤバい……
あと、どうしたって白丸パイセンが好き。
<この作品が好きなら……>
・青の島とねこ一匹
・狼の娘
・パラレルリープ・シンドローム
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