ゴラク読んでたら昌原光一の絵が出てきて嬉しい驚きだった。

20代の頃からずっと、超有名大ヒット漫画家(70歳)のもとでアシスタントとして働いてきた3人の女性。

お年を理由に先生が引退されることとなり、社会と隔絶された「少女漫画村」で生きてきた女性たちはアラフィフにして人生の岐路に立たされる。

ネルちゃんは田舎に帰り実家の手伝いを。
ハルさんは音信不通。
そしてナミさんは初めて履歴書を書き(10歳サバを読み更に経歴詐称)レトロ玩具屋で働くことに。

毎回2話ずつ掲載してほしいくらいよかった(笑)。
ずっとアシスタントで人生を終えると思っていた人が新しい場所に飛び込んで新しい人に出会い、自分の中が何かが変わるって素敵なことだと思う。

こういうお店の「一期一会」は
よくわかる。
古本屋でも「今度でいいか」と買うのを
躊躇うと次来た時は無かったりするもの
なぁ…。

「爆裂ヒーマン」って
「突撃ヒューマン」がモデルだろうけど
ゴラク読者でヒューマン知ってる人
どれだけいるのかな(笑)

今回も店内の描き込みに
圧倒される!
しかし「ヘドラ」を「ヘダロ」は
安直すぎないか(笑)

この作品とても好きなんだけど
他のゴラク誌のどぎつい作品に
埋もれて、余り読まれてないのかと
思ったけど、結構推しコメントが
あって嬉しい♪

うちのカミさんも50歳過ぎてから
若い頃より物事達観したり
ママ友とテニス始めたりと
アグレッシブルに生き出したような
気がする
男は歳を重ねるうち諦観しがちだけど
爺さんより婆さんの方が元気なのも
世間の目を気にせず一歩踏み出す
力が大きいのかも知れない
この漫画をカミさんに見せたら
どんな感想言うかな?
短い作品ながら人生を考えさせる
良い内容でした

今回は 
サンダーマスクもどき
鬼太郎もどき
ナミさんが髪のカラーリングした
ヘアサロンの「モ.ブル」って
確か怪獣デザインの成田亨の
プロダクション名だったはず

後追いで一話から読んでみた
短いページにしっかり
テーマもあり
お店に馴染んできたナミさんが
とても微笑ましい

ナミさん
茶髪(金髪?)にした直後だから
余裕こいてる風に見られたのかな
でも少しジェンダーフリーを匂わせる
お客さんが優しい人で良かった
知り合いに映画ポスター屋さんがいて
昔黒沢明の七人の侍の当時物ポスター50万を予約したお客さんが
取りにくる前日何かの拍子に
ポスターの端っこを破いてしまったん
だけど
何もなかったようにお客に売ったと言ってた(笑)
そう思うと「潜水缶」
お客様ファーストの良いお店だ♪

作品に出てくる怪獣ソフビ
実際立体にしたら面白いかも
今回の二つ目星人も
ソフビ成形にあったデザインだし

昌原氏の現代物  
読む前はどうかなと思ったけど
人を描くと言う意味で
専門とする時代劇と
同じテイストで
こう言うのを作家性と言うんだな

また暫く
休載みたいですね
でも作品、作者に対する
コメントの書き込みがあるのが
レトロ推しの私は嬉しい♪
同じ女性で読んでる人
どれだけいるのかな?
ゴラク読んでる女性って
どれだけいるんだろ

アレ!
月イチ連載のレトロ
今月は2回掲載だ!
誰か原稿落としたのかな?
レトロ推しの私には嬉しい事だけど
相変わらず作画の描き込みがすごく
何度も見返しちゃう♪

三原ヨウコみたいに自分の能力にしか頼らず
一人で突っ走る人いるよね
成功はするけど態度悪い人がマジで多い

コシバ先生が仏のようだw

「ここで学ぶものはなかったな」と言ってたけど、あのサインを見たら「何も学ばなかったんだな」って思ったね

ナミさんは否定してるけど
漫画家志望のカズミちゃん登場と
漫アシの過去をみずから告白で
ナミさんの漫画熱再燃の予感?

他のコメントにもあったけど
昌原氏ほど実力に反して
評価されてない作家はいないと思う
要は誰でも知ってるヒット作が
無いのが要因だろうけど…
でも良い知れない魅力がこの作家には
あるんだよな

ナミさん
職歴詐称に続き
年齢詐称を自白!
魔導師サクラのお導き(笑)
新キャラのカズミちゃん可愛い♪

もしも、東京

もしも、東京

20人の漫画家、20の「東京」。【収録作品】(著者あいうえお順) 浅野いにお [TP] 安倍夜郎 [我が心の新宿花園ゴールデン街] 石黒正数 [密林食堂][もしも東京] 石塚真一 [Tokyo Sound] 市川春子 [TOKYO20202 GOURMET/SPOT/HOTEL] 岩本ナオ [海が見える大井町] 太田垣康男 [the next day] 大童澄瞳 [East East] 奥 浩哉 [東京フィレンツェ化計画] 小畑友紀 [願い] 黒田硫黄 [天狗跳梁聖橋下(てんぐのあそぶはひじりばしのした)] 咲坂伊緒 [星の王子さま] 出水ぽすか [ここにいる街] 萩尾望都 [江戸~東京 300年マーチ] 昌原光一 [江戸×東京 ジオラマ合戦] 松井優征 [東京の脅威とギンギンの未来] 松本大洋 [東京の青猫] 望月ミネタロウ [丹下健三の東京計画1960] 山下和美 [世界は変わっても生活は変わらない、という夢] 吉田戦車 [好きな東京] 特別寄稿 角田光代 [私だけの東京] ジェーン・スー [これも東京2021] 鈴木敏夫 [東京物語] 松尾スズキ [出会いたい人に、すべて出会って] 向井 慧(パンサー) [東京] 山崎洋一郎 [新・東京物語] 写真 佐藤健寿

幕末まらそん侍

幕末まらそん侍

黒船来航により維新の風が吹き始めた幕末の世。安政二年(一八五五年)現在の群馬県安中市にあった安中藩の主・板倉勝明は、藩士の心身鍛錬を目的として安中城より碓氷峠の熊野神社まで七里余り(約三十キロ)を走らせる遠足を開催。日本マラソンの発祥といわれる史実「安政の遠足」を舞台に描かれる土橋章宏の痛快時代小説を完全漫画化。

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