盗作設定が引っかかるのは確かだけど
それゆえに最後まで簒奪が許されるはずもなく、オチがなんとも拍子抜けになってしまうのは必然でしたからね。 しかし、ビートルズの偉大さを現代の主人公達に追体験させながら、普通の伝記作とは異なる角度から伝えるのが作品趣旨であり、それは十分に達せられていたと思います。長さも10巻とちょうどよく一気に読めました。
それはビートルズへの裏切り。――2010年から1961年にタイムスリップした、ビートルズのコピーバンド。自分たちのきた時代がビートルズのデビュー前年だと知ったメンバーは、ビートルズになり代わることを決意する。“もし、僕がビートルズより先に『イエスタデイ』を発表したら、僕はビートルズになれるかもしれない”
しょうもないビートルズのトリビアその11
この曲での、ザック・スータキーのドラムは、すごく良いですよね。
父親(リンゴ・スター)とも、師匠(キース・ムーン)とも違う、原曲で演奏している、ケニー・ジョンズ(元スモール・フェイセズ)のスタイルに対する畏敬の念がある。
…って言うか、これ、ピート・タウンゼントが一人で歌い切る回なんだ!