盗作設定が引っかかるのは確かだけど
それゆえに最後まで簒奪が許されるはずもなく、オチがなんとも拍子抜けになってしまうのは必然でしたからね。 しかし、ビートルズの偉大さを現代の主人公達に追体験させながら、普通の伝記作とは異なる角度から伝えるのが作品趣旨であり、それは十分に達せられていたと思います。長さも10巻とちょうどよく一気に読めました。
それはビートルズへの裏切り。――2010年から1961年にタイムスリップした、ビートルズのコピーバンド。自分たちのきた時代がビートルズのデビュー前年だと知ったメンバーは、ビートルズになり代わることを決意する。“もし、僕がビートルズより先に『イエスタデイ』を発表したら、僕はビートルズになれるかもしれない”
しょうもないビートルズのトリビアその12
そう言えば、「コンサート・フォー・ジョージ」の劇場公開も、今年、2023年でしたね。
ビリー・プレストンも死んじゃったよね、とか、エリック・クラプトンの12弦ギターの演奏とか珍しいよな、ダーニ・ハリスンが若い頃の親父さんの生き写しだよな、等々、今観てもしんみり。