ラノベ原作のコミカライズと侮るなかれ
同名ラノベ原作をコミカライズした一作。 よくアニメなどで見るような異世界転生モノなどとは違ったストイックにゴブリンを倒し方を披露していくシンプルな内容ながらゴブリンの倒し方、物語の深さに驚かされるダークファンタジー。 もっと詳しい感想を動画で語ってます。 https://youtu.be/K_h2hopNyts
冒険者になったばかりの女神官は、初めての冒険で、弱小モンスター・ゴブリンの思わぬ脅威にさらされる。そこに現れたのは、「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれる、粗末な鎧を身にまとった男だった。男は、無慈悲なまでに淡々とゴブリンを狩り始めていく…。ゴブリン退治に取り憑かれた男と、彼を取り巻く少女たちの活躍を描くWEB発大人気ダークファンタジーを、衝撃的なハイクオリティでコミカライズ!! 原作者・蝸牛くもによる書き下ろしSSも収録!!
アニメを見て、なんとなく外伝の『イヤーワン』を読んでから、こちらを読み始め、さらに原作小説へ遡って読むほどハマっています。
アニメと同じく、イヤーワンと同じく、基本的な内容は
「ゴブリン共は皆殺しだ」。
シンプルです。
ストイックです。
ゴブリンへの攻め方のバリエーションは、おそらく他の漫画に追随を許しません。
イヤーワンと違って、ゴブリンスレイヤーが少し大人で、少しずつ気持ちが変わってきているのがおもしろいですね。
ビジュアルが出てくると気になるのはゴブリンスレイヤーの兜を脱いだ顔立ちなのですが、吹き出しやらなんやらで、上手に隠されています。
それからあまりにも自然に読めていたので、登場人物は全員、通り名や役職以外、本名が明らかにされていないことに気づきませんでした。
でも呼び名で誰が誰を呼んでいるかすぐにわかる。
すごい仕組みです。
ちなみに私の好きなキャラクターは、漫画版の魔女のおねえさんです。
魅惑的で、けだるそうで、独特の吹き出し使い。
でも恋する乙女。
乙女だけど、いろいろ知っていそう、なんだかすごく強そうなおねえさん。
あのツヤツヤしていそうなビジュアルが好きです。