「神様を見た」主人公が迫るのは…
※ネタバレを含むクチコミです。
真実を知るには、「それなりの代償」が必要だ。迫りくる事件に次ぐ事件! 激動のオカルティックサスペンス開幕! 正義に燃える週刊誌記者・鈴木蘭は、政治家が裏社会と繋がっているという特ダネを入手する。だが、裏社会の人間に目を付けられてしまい、命の危機に……! しかし、裏社会よりも危険な「何か」が、そこに迫ってきていた。『岸辺の夢』にて「アフタヌーン」四季賞2020冬のコンテストの四季大賞を受賞し、公開時にTwitterで13000「いいね」を獲得した新鋭による、初連載!
一巻読了。
子どもの頃に神を見たことがある新聞記者の鈴木蘭。
政治家の暴力団との繋がりを潜入調査でスクープを取ったが、新聞社の都合で結局ボツに。
それをきっかけに新聞社を辞めて独自にスクープを狙いに行くが・・・。
その時に出会った、不気味な男に命を狙われ、その後も、偶然とは思えない数々の現象で命の危機を感じながら、事件現場に残されている不思議な幾何学模様について調べ始める。
主人公の蘭のいつも強気な性格が気持ちいい。
そして、オカルトに興味を持っているジャーナリスト東京一との相性もとてもいい。
これから、話が深くなるにつれ、物語も複雑になっていくと思うが、楽しみしかない。