一巻読了。
子どもの頃に神を見たことがある新聞記者の鈴木蘭。
政治家の暴力団との繋がりを潜入調査でスクープを取ったが、新聞社の都合で結局ボツに。
それをきっかけに新聞社を辞めて独自にスクープを狙いに行くが・・・。
その時に出会った、不気味な男に命を狙われ、その後も、偶然とは思えない数々の現象で命の危機を感じながら、事件現場に残されている不思議な幾何学模様について調べ始める。
主人公の蘭のいつも強気な性格が気持ちいい。
そして、オカルトに興味を持っているジャーナリスト東京一との相性もとてもいい。
これから、話が深くなるにつれ、物語も複雑になっていくと思うが、楽しみしかない。

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岸辺の夢

岸辺の夢

【四季賞2020冬 四季大賞受賞作】若き画家の二宮は、実在しない同じ女性の夢を毎晩見ていた。その女性を描き好評を得ていたが、ある日、阿久沢と名乗る男に「見せたいものがある」と自宅に招待される。そこには、「同じ女性」をモデルにした様々な美術品が並んでおり———。(アフタヌーン2021年3月号)

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