うわっw レス引用した方に見つかってしまったw
勝手に引用失礼しました。この作者さん知らなかったので昔から読んでた方の視点は参考になりました。ありがとうございます。
登場人物に感情移入できる人がいないということは理解できます。この物語に自分とオーバラップできる立場の人なんか出てきませんしね。
しかし、「ハル」という女性の強さ、しなやかさ、したたかさは、男女逆転のヒーローのようで、この物語を牽引する資格充分!でした私には。
特に魔王の立場を感情を理解しようと歩み寄ろうとするハルは、魔王さえもハルを「異世界の中でも特別に異質な存在」であると、物語を終わらせることができる可能性のある存在だと言わしめるのはオーバーキルすぎねぇか?ってくらいチートですが、終わらせることが誰にとっても幸せにならない、かといって続けることも不幸。どんな可能性も全部不幸で王手かかった詰将棋状態で、よくまあこんな意地悪な構造考えたなと、作者の冷酷さに座りしょんべんっス。

バカにしてたら深すぎワロタwにコメントする
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宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

宝石の国
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

じぇーけーはるはいせかいでしょうふになった
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