キャンピングカーで食べ歩きならぬ食べ走り!
しょっぱなからキャンピングカーなのに有名も有名すぎる海老名SA行っちゃうのはオイオイと思いましたが実際取材した場合のリアルなのでしょう。 コロナ禍でキャンピングカー買う人増えたらしいですし素直に羨ましい…。 女子1人でキャンピングカー、とても贅沢だと思います! 星空を見ながら自分の旅路に想いを馳せ一杯、ってのはとてもオツですね。
キャンピングカーがあれば日本中どこへでも! 平日は地味で目立たない派遣社員・道草寄子の生きがいは、週末にキャンピングカーのキャン太とともに各地でおいしいものをめぐる車旅! 平日のイヤなことは全部忘れて、今週も自由奔放な食べ“走り”へ出発!
人といる時の同調圧力とか気遣いとかを、たいていは嫌だと思う。それというのも「自分が大切にされていない」と感じるからですよね。まずは自分ひとりを、きちんと満たしてこそ、他人に気遣いしたくなる。
本作の主人公は小さなキャンピングカーで、週末ソロキャンプを楽しむ女性。各地の名物から自炊まで様々な食を楽しみ、自然を満喫する。
思いつきで予定を変えたり、未知の冒険に突っ込んでみたり、予定通りに行かなくても次の楽しみを見つけたり。ひとりならではの自由さで、自分の「本心」を満たす。そんな彼女が本当に羨ましい。
その上で、どうも人付き合いは苦手そうな彼女が、一期一会の喜びを知ったり、意外な人との交流で相手の良さをきちんと受け取る。派遣先の会社のエースと言われる女性との、お互いを知り合う関係は2巻以降の展開を楽しみにさせてくれます。
たくさんの知識と共に、主人公の「満たされる」感覚を共有すると、世界を受け入れる心の余裕が私にも生まれました。