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キャンピングカーがあれば日本中どこへでも! 平日は地味で目立たない派遣社員・道草寄子の生きがいは、週末にキャンピングカーのキャン太とともに各地でおいしいものをめぐる車旅! 平日のイヤなことは全部忘れて、今週も自由奔放な食べ“走り”へ出発!
キャンピングカーがあれば日本中どこへでも! 平日は地味で目立たない派遣社員・道草寄子の生きがいは、週末にキャンピングカーのキャン太とともに各地でおいしいものをめぐる車旅! 平日のイヤなことは全部忘れて、今週も自由奔放な食べ“走り”へ出発!
人といる時の同調圧力とか気遣いとかを、たいていは嫌だと思う。それというのも「自分が大切にされていない」と感じるからですよね。まずは自分ひとりを、きちんと満たしてこそ、他人に気遣いしたくなる。 本作の主人公は小さなキャンピングカーで、週末ソロキャンプを楽しむ女性。各地の名物から自炊まで様々な食を楽しみ、自然を満喫する。 思いつきで予定を変えたり、未知の冒険に突っ込んでみたり、予定通りに行かなくても次の楽しみを見つけたり。ひとりならではの自由さで、自分の「本心」を満たす。そんな彼女が本当に羨ましい。 その上で、どうも人付き合いは苦手そうな彼女が、一期一会の喜びを知ったり、意外な人との交流で相手の良さをきちんと受け取る。派遣先の会社のエースと言われる女性との、お互いを知り合う関係は2巻以降の展開を楽しみにさせてくれます。 たくさんの知識と共に、主人公の「満たされる」感覚を共有すると、世界を受け入れる心の余裕が私にも生まれました。