巻数もそこまで多くない(13巻)なので一気読みにふさわしい作品でした。
まるで一本の映画をみているような充実感がありました。

人を食べていると噂されている村。
そこに赴任した駐在が主人公。
村には後藤家という権力者が君臨していて・・・
というだけで、なんとも物語に期待値が高まりますよね。

こういう限界集落の村意識、外部から断絶していることで、社会の非常識が常識になってしまう感じゾクゾクします。

物語としては、主人公は人食いの謎・村の秘密をおいつつ、その過程で村といざござが起きたり、家族が狙われたり、最終的には娘が人食いの生贄にされ・・・という流れ。

この村の背景、なぜこんな因習が起きたのか?後藤家とは?
そういったことも、少しづつ明らかになっていて、続きが気になり先へ先へとすすめてくれます。

個人的にグッときたのは、こうした古い慣習を終わらせるのが若い力、新しい命という点。

暴力による破壊も、根底には次代に残さないという強い意志と愛によるものだと感じ、こうして悲しみの連鎖は断ち切られていくんだなと思いました。

キレイに終わって、村も人間関係も少しづつ立ち直っていくかと思ったら、まさかのラストです。
(これはぜひ読んで欲しい。ヒエーってなりました。)

まだ続きそうな雰囲気?だったし、個人的にはぜひ続いてほしいなと思いました。

数年後、主人公の娘や後藤家の子孫が主人公になったら胸アツです。

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