ネタバレ

私はファッション関係の仕事をほとんどしたことないが、それでも知人や友人から様々な噂は聞くことがあって、びっくりするような人間がいるのは事実。

何というか業界にどっぷり浸かりたくはないけど片足突っ込みたい人間が踏み抜きそうな地雷が描かれているのが絶妙で、程度の差こそあれ業界的にはよくある話だと思う。そういった見栄やゴシップ、努力と才能と人情と搾取が拮抗して煌びやかな世界を作っているとも言える。

現代的な倫理観や物分かりの良さが引き起こす危険性も描かれていて、サスペンスとしてもかなり面白い。この辺りの単純に割り切れない様子を描けるのはこの作者ならでは。

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「エロイカより愛をこめて」に愛をこめて!!

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