転送者 皆川亮二短編集 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ そういや皆川亮二のマンガはほとんど読んでるが、これは読んでいなかったので読んでみよう思い読んだが収録されているのはどれも良かったな ・特に好きなところは? 諫山創原作の将棋マンガ『the Killing Pawn』かな そういや衝撃で相手を倒そうとするのは「ハチワンダイバー」のかなしいいろやねんVS神戦でもあったな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 短編集なのでサクッと読めるし、マジなのかギャグなのかわからないのも入っているのでおすすめです
③奪還
舞台は第二次大戦下のドイツ。ティーガーに乗り込むドイツ兵士のチームが連合国に制圧された教会を取り戻す戦いが描かれます。解説でも少し触れられていましたが皆川版ガルパンというところでしょうか。『D-LIVE!!』のアクションパートをずっと読めるような至福。
なんといっても最大の魅力はセリフや擬音を一切使わずサイレントで描かれたことでしょう。まるで映画を見ているかのようなアクションが描かれる皆川作品ですが、本作はとりわけ戦車の駆動や戦闘描写がより際立っている感があります。戦闘の結末も文字情報がない分映像的な美しさがすごい。
ビッグガンガンに掲載された作品だというのも面白いところです。皆川先生がガンガン誌上で輝く世界線、いつか見れる時が来るのか…。