父の背を見て育つって言うがウィードは大事な時期を父と過ごさなかったし、父のことは理想の男、理想の総大将としての姿だけを優しい母に教えてもらうだけだったもんな
ウィードは父親らしさと総大将らしさを同一に考えてるようでなぁ

父親としても偉大かと言われるとな
桜が出産間近な時に仕事優先して仲間に預けて、しばらく経ってから行方不明に気づくような奴だしなぁ

桜も息子の前では奥羽軍や銀に対する弱音も愚痴も吐かず泣きもせず称賛しかしなかったようだし、ウィードは都合の良い事しか考えられなくなってしまったんだろうなぁ

誠が父親の文句言ったらウィードはそれ以上父さんのことを悪く言うなら許さないぞ!ってキレてたしね。
でも法玄の処罰決めるときは自分と意見を違えるなら父さんにも牙を剥くぞって宣戦布告しかけたし、万が一銀がウィードに反対したら父さんは偉大な総大将でも父親でもなかったんだって勝手に悲嘆してキレそう。
銀は放置してた罪悪感なのか息子の言う事やる事にはずっと異論を出さないし、歪んでるな。負の連鎖。

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アフリカ象とインド象
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大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

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