ぎんがでんせつのあ
銀牙伝説ノア 1巻
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大まかにまとめると 流れ星銀で進軍を開始したのが1985年9月上旬とあり、 WEEDでは1巻4話目で当時から13年経過していることが書かれています。 なので、WEED開始時点では1998年です。 ただし、WEED最終章であるハイブリッド熊騒動は平成21年(2009年)5月22日とあります。 WEEDの時間の表記に関しては週刊誌連載の年月日に寄せてるという噂は聞きますが定かではありません。 また、同作品には矛盾が生じている箇所があります。 13巻では当時から「1年半も前」に消えた桜をスミスが追って消えたことが語られ、 「旅の途中で桜を娶って3年目」の事件であったと哲心は語っていましたが、 35巻では桜と銀の馴れ初めに関して「あれは2年前の冬だった」と銀が語っていました。 この話では影武者作戦により5、6年(7巻で赤目が発言)に隠居していた筈のベン夫婦や黒虎が存在しています。ここも変ですね。 3年目とはなんだったのでしょうかね…… WEEDかオリオンと近い時期に書かれていた真外伝だと進軍の年は19☓☓年と伏せられているので、最近では矛盾が起きないようにこういったことがされているのかもしれません。ただ、コミック収録にはされていない幻の読み切り名もなき犬の詩では1985年と正確に書かれています。 オリオン以降の時間についてはまた改めて書き込みます。
@名無し

読み応えのある考察なので楽しみにしてます!

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COBRA THE SPACE PIRATE

夢と呼ぶにはあまりに厳しく余りに哀しい影に向かってのオデッセイ

COBRA THE SPACE PIRATE
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)

著者のライフワークなので一言で括れない幅がある作品で、私は 1.手塚治虫的なタッチが残り奇想展開なアイディアの楽しい「少年ジャンプ初期」(「コブラ復活」~「ラグボール」) 2.線がややソリッドになりシニカルな描写の増えた「少年ジャンプ中期」(「二人の軍曹」~「黄金の扉」) 3.ヒロイックな描写の光る「少年ジャンプ後期」(「神の瞳」~「リターンコブラ」) 4.「聖なる騎士伝説」 5.CGフルカラー期 で分けている。どの期間も見るべき所のある漫画であるが、4.の「聖なる騎士伝説」について書きたい。  「聖なる騎士伝説」は青年誌に掲載された長編で他の話より暗く、いつもよりシリアスでアダルトな展開や描写が多い異色のエピソード(何てったって、レディーさえ出てこない) だ。ここでは新世界の興奮は悪鬼に蹂躙され、コブラのいつもの剽軽な態度やヒロイックな勇気は鳴りを潜め、笑みは嘗て見られなかった暗い影を忍ばせている。絵の線もどの辺よりも細く、陰影もまた濃く、混沌とした悪意蔓延る世界をこれでもかと描き出す。筋も宝や冒険ではなく悪鬼の暗殺と言う剣呑な代物で、終盤に明かされる種も周到に張られた伏線もあり陰惨な世界観を補強する。  今までのスペースオペラと比べると余りにもノワールであり、退廃的でもあるが、それだけに強烈であり、私はこのエピソードが一番好きだ。けだし、このノワールが単なる露悪に終わらず、コブラが常に世を儚むようなニヒルな皮肉を呟きながら銃をぶっ放しながらもどこか善や正義を諦めきれていないからではないかと思う。有名なコマでもある様にコブラは終盤、実際には何の利益を齎さなかった教会を批判し「神か……最初に罪を考え出したつまらん男さ」と呟いてみせたが、これはやはり神や正義についてどこか夢を持っている証拠に他ならないと思う。さもなくばこんなセリフは決して言わないだろう。  コブラの海賊としてのアウトローな性格や享楽主義は上記の理想主義的な思想やストイックさに支えられている。寺沢武一は彼の初期作品を「思弁的」と批評していた記憶があるが、そういった性格が彼の作品から消えた事は一度も無かったことは確かだろう、そしてそれこそがこの漫画をいつまでも輝かせているのだろう。海賊と言う自由とギルドに対抗する高潔な戦士の顔を持つあの男のとこしえの旅に祝福を。