闘病ギャグマンガという渾身のジャンル
連載版を読んでいるのですが、序盤はしょっちゅう取材による休載報告(入院)が登場。 さらに総理大臣も使っていた薬とやらも合わなかったと書かれていて(潰瘍性大腸炎の患者さんの救世主的な薬と聞いたことあるんですけど)、ギャグエッセイなのに、だんだん心配が増してきます。 しかし 「闘病ギャグエッセイ」であって、ただの「エッセイ」あってはならない。 という厳しい基準のお陰で、すごく大変そうなことが書かれているのですが、ギャグになっています。 深夜にクスクス笑って読んでいます。 話の持っていきかたが上手です。 この人はギャグに進むべきだと見出した、初代担当さんはすばらしいです。 この漫画はおもしろいぞと聞いたとおり、おもしろいです。
まず「腸よ鼻よ」ってタイトルの字面が強い。
そして絵は下手だなと思ってたけどこれは味が出てくるやつだった。2巻読み終わる頃には絶妙な画力と斬新なパロディが胃袋わしづかみにしてくる。大腸はないけどね!
無事4巻も出たということで記念クチコミ投稿ですが、以前からWEBマンガで人気だったらしい本作。単行本で初めて触れたけど「蛙のおっさん」で先生のことは知っていたので安心して読みました。
4コマテイストというか基本4コマで落ちるようなペースで起承転結を作っているのはもしかしてそのぐらいの区切りじゃないと体力が持たないのでは…と心配になる。先生、無理せず長生きして…でも連載はこのまま続けてほしいな!