あらすじ
漫画家を夢見るティーンエイジャー島袋全優は、原稿とバイトに明け暮れる毎日を送っていたが、いつしかトイレに行くたび便器が血まみれスプラッター状態に。はじめは腸炎と診断されるものの入院治療でも一向に容態は回復せず……改めて検査を受けてみると実は難病特定疾患「潰瘍性大腸炎」だった!? 「取材」と称して入退院を繰り返し、片手にGペン、片手に点滴を携えたエキスパート患者の筆者が、発病した学生時代から商業デビューを果たして漫画家になってからも続く闘病生活の実体験をもとに明るく描く奇跡のギャグコミックエッセイ。GANMA!&ニコニコ漫画で絶大な支持を受ける『腸よ鼻よ』、待望の書籍化!! 読後、貴方はこう思うはず……「セカオピ、めちゃくちゃ大事」。
連載版を読んでいるのですが、序盤はしょっちゅう取材による休載報告(入院)が登場。 さらに総理大臣も使っていた薬とやらも合わなかったと書かれていて(潰瘍性大腸炎の患者さんの救世主的な薬と聞いたことあるんですけど)、ギャグエッセイなのに、だんだん心配が増してきます。 しかし 「闘病ギャグエッセイ」であって、ただの「エッセイ」あってはならない。 という厳しい基準のお陰で、すごく大変そうなことが書かれているのですが、ギャグになっています。 深夜にクスクス笑って読んでいます。 話の持っていきかたが上手です。 この人はギャグに進むべきだと見出した、初代担当さんはすばらしいです。 この漫画はおもしろいぞと聞いたとおり、おもしろいです。