漫画家を夢見るティーンエイジャー島袋全優は、原稿とバイトに明け暮れる毎日を送っていたが、いつしかトイレに行くたび便器が血まみれスプラッター状態に。はじめは腸炎と診断されるものの入院治療でも一向に容態は回復せず……改めて検査を受けてみると実は難病特定疾患「潰瘍性大腸炎」だった!? 「取材」と称して入退院を繰り返し、片手にGペン、片手に点滴を携えたエキスパート患者の筆者が、発病した学生時代から商業デビューを果たして漫画家になってからも続く闘病生活の実体験をもとに明るく描く奇跡のギャグコミックエッセイ。GANMA!&ニコニコ漫画で絶大な支持を受ける『腸よ鼻よ』、待望の書籍化!! 読後、貴方はこう思うはず……「セカオピ、めちゃくちゃ大事」。
難病特定疾患「潰瘍性大腸炎」と診断されながら闘病生活にもへこたれず、プロの漫画家としてデビューを果たしたサクセスガールの島袋全優。しかし天狗になってイキリ倒していた全優を再び蝕む病……ついに体は限界を超え、全優はもはや第二のホームとも言うべき病院へ運び込まれる。それでもめげない全優は、入院中も実演販売の職人の如く人目も憚らず原稿作業を続けたり、専門学校の卒業制作で攻略対象全員おっさんの乙女ゲームを作ったり、栄養ドリンク一本分はあろうかという薬をお尻にインしてみたり、東京で筋肉オフ会に参加してみたり、初単行本の刊行が決まったりと、病気と戦いながらも漫画家としての実績を着実に積み上げていくのであった。だが、神はそんな全優に新たな試練を与えようとしていた……。特典:よりぬき! 休載原稿’s
難病特定疾患「潰瘍性大腸炎」を患いながら、天性のポジティブシンキングで夢に邁進し、念願の漫画家デビューを果たしたシンデレラガールの島袋全優。入退院を繰り返しながら「潰瘍性大腸炎」と対峙しつつも過酷な執筆生活を続けていく全優は、その甲斐もあってついに連載作品が単行本化するところまで辿り着くが、それと同時に掲載誌が休刊という事実を告げられる。それでも決して諦めず単行本作業を乗り切り単行本発売日を迎え、全優は漫画家としてひとつの区切りをつけることができた。一方、そんな過酷な生活は確実に全優の体を蝕み続け、彼女はある決心をすることに……。またその裏で、全優を支えてきた人物たちとの関わりにも大きな変化が訪れるのであった――。世界一楽しい闘病エッセイ漫画、第4巻はますます波乱万丈の展開へ!
難病特定疾患「潰瘍性大腸炎」を患いながら、持ち前のポジティブシンキングと行動力で漫画家への道を驀進し、夢を掴んだコミックディーヴァの島袋全優。これまで全優を支えてきた編集者M、ドクターSという二人の男を立て続けに失うも、後任となった編集者Kと有能外科医Zにより新たな道が開き始める。全優は現状を大きく変えるため、ついに大腸の全摘手術を受ける。しかし、大腸さえ取り除けば普通の生活に戻れる……という売れっ子アイドルのような全優の淡い夢は、術後の激痛によりあっけなく潰え現実に引き戻される! 息をするのも辛いのに痛みのせいで眠ることもできない、過酷な状況の全優。そして彼女の知らぬところで、家族は医師から腸が壊死する可能性を宣告される。島袋一家はこの想像を絶する厳しい闘いを乗り切ることができるのか!? そんな過酷な状況なのに毎ページ笑いどころがある稀有な闘病エッセイ漫画、5巻目を迎えてますますヒートアップ!
難病特定疾患「潰瘍性大腸炎」を患いながら、ポジティブ&アグレッシブな生き様で漫画家デビューへの扉を大きく開け放った沖縄の至宝・島袋全優。大腸全摘手術後、腸が壊死する可能性50%という危機に見舞われながらもそれを乗り越え、健康体への第一歩を踏み出した。退院したその足でプロレス観戦に直行、その後も海水浴に花火に焼き肉……とハメを外しまくり、この世の春を謳歌する全優。難病を克服しまさに向かうところ敵なし、漫画家人生も順風満帆、このエッセイ漫画もついに大団円へ……? しかし漫画の神に愛されたのか悪魔に魅入られたのか、全優の運命はまた新たな歯車を回し始める――。難病×爆笑というアンビバレンツなエッセイ漫画、驚天動地の第6巻!
「潰瘍性大腸炎」により大腸を全摘してからも、難治性瘻孔のため治療を続けていた不死鳥・島袋全優。『腸よ鼻よ』の連載もスタートし意気軒昂の全優だったが、瘻孔が再発し手術のため入院、連載開始早々に休載という「闘病ギャグエッセイ漫画」にふさわしい(?)伝説を作ったのだった。全優は、これからのことを考え沖縄から三重に引っ越しを敢行するが、引っ越し翌日に腸閉塞を起こし、またしても入院し再手術を行うことに……。手術は無事終わり一旦は平穏を取り戻したかに見えたが、その後も体の不調が全優に襲いかかる。入院&手術が繰り返され『腸よ鼻よ』も休載が頻発、ついに打ち切りの可能性が――。『腸よ鼻よ』、そして島袋全優はどうなってしまうのか!? 闘病ギャグエッセイ、ここに堂々の完結!
連載版を読んでいるのですが、序盤はしょっちゅう取材による休載報告(入院)が登場。 さらに総理大臣も使っていた薬とやらも合わなかったと書かれていて(潰瘍性大腸炎の患者さんの救世主的な薬と聞いたことあるんですけど)、ギャグエッセイなのに、だんだん心配が増してきます。 しかし 「闘病ギャグエッセイ」であって、ただの「エッセイ」あってはならない。 という厳しい基準のお陰で、すごく大変そうなことが書かれているのですが、ギャグになっています。 深夜にクスクス笑って読んでいます。 話の持っていきかたが上手です。 この人はギャグに進むべきだと見出した、初代担当さんはすばらしいです。 この漫画はおもしろいぞと聞いたとおり、おもしろいです。