椎橋先生得意の超常モノ
読み切りの時から面白かった作品の祝連載。 時は大正時代。超常現象の軍事利用を図る帝国陸軍の命を受け、主人公が全国の超常現象の噂のある地域を回り、不思議な力を持つ人たちを集めていく物語。今のところ仲間集めフェーズですが、独特のキャラクターと世界設定が面白い。大正時代ということはこのままいくと震災とか本当に戦争とかに巻き込まれるのでしょうか?とドキドキします。
一九一〇年代。陸軍直属・栖鳳中学に通う岩元胡堂は、軍の訓令により、全国各地の超常現象を調査していた。“黒い雪”が降ると噂される村で、出会った特殊な力を持つ少年…。能力を病気だと思いこむ少年に、使い途を示した岩元は自分との共通点を告げ、彼に学園の推薦状を差し出す――。訪れた任務先で、岩元を待ち受ける様々な怪奇(であい)。彼らの時代を解き明かす、浪漫奇譚開幕!!
あの読切が連載化ということでメチャクチャ興奮してます…! 時は大正。超常現象の軍事利用を図る帝国陸軍の命を受け、主人公である陸軍栖鳳中学3年の岩元胡堂は黒い雪が降る村へと向かう。
「お前のような中学生がいるか!!」と思わず突っ込んでしまうほどの美貌と貫禄を備えた岩元先輩にまた会えて嬉しい…!! 相変わらずのカリスマぶりで読んでるこっちも「先輩…!!」と人望にメロメロになってしまいました。
大正時代とか、軍部の特殊な任務とか設定だけでたまらないですが、それに加えて絵がメチャクチャ耽美で演出が決まっててキャラが立っててストーリーの起伏が見事で、とにかく全部最高。
超常現象を起こす能力に苦しむ子供たちを、同じような経験を保つ先輩たちのいる中学へ推薦する岩元先輩。次回はどんな子が登場するのか楽しみです…!
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