投資の本とかでこのアドバイスよくある。そしていつもこう思う。

「よく死ぬにはよく生きなければいけない」とはうまく言ったもので、『不浄を拭うひと』でもある通り、死に方にその人の人生が表れる。究極的には死んだ後のことなんてどうでもいいんだけど、やはり身内や関係のある人に余計な迷惑はかけたくない。そのためには生きてるうちに周りと手続き的にも感情的にも良好な関係を作っておく必要がある…となり、意外と前向きになれてしまう。ギャグも冴えてるし。
人生を振り返り、世代間、性別間の価値観の違いを見直し、アップデートするための素晴らしい参考文献でもある。今まであんまり苦労せず、「何も考えないで歳だけ取ってしまったな〜」とか、「老害になりたくない」という自覚がある人には特におすすめしたい。
バリバリのキャリアウーマンで生涯独身だった伯母が孤独死。黒いシミのような状態で発見された。衝撃を受けた山口鳴海(35歳独身)は婚活より終活にシフト。誰にも迷惑をかけず、ひとりでよりよく死ぬためにはよりよく生きるしかないと決意。愛と死をひたむきに見つめるフォービューティフルヒューマンライフストーリーの決定版誕生
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