「幼女戦記」作者の描くテロとカルトの授業!
アニメ「幼女戦記」で話題を掻っ攫った原作者「カルロ・ゼン」がモーニングに参上。漫画はモーニングゼロから、遂にデビューした石田点。 内容は流されやすい青年が、大学のゼミでテロとカルトについて教授から教わるというもの。ただ、原作が原作だけに勢いが凄まじい。漫画担当の画力も高く、表情が動く動く動く。読むとしばらく頭に残りそうな衝撃作品となりそうだ、期待。
泣く子も黙るローレンツ・ゼミには、今年もそうとは知らない学生たちが集まっている。「あなたたちはテロリスト予備軍です。」予想だにしない一言に愕然とする生徒たち。脱落=テロリスト認定。恐ろしすぎる授業が始まる――。そもそもテロリズムとは何か? 日常に潜むテロの根っことは? 今までメディアで語られてきたテロ論は全部ウソ。テロ教授が教える、知るのは怖い、知らないのはもっと怖い「テロとカルト」の真実。
型破りなテロール教授の能弁がとにかく痛快。テロルとカルトの関連性を独自の視点で一刀両断するのだが、私達の身近に潜む無知の脅威を啓蒙される。テロール教授のもとに集う学生たちも個性豊かで、教授に振り回されながらもなんだかんだ楽しく青春している姿に和む。