ラーメンと動物は数字がとれるとTV業界にいる某が言っていたが、
グルメと美少女は部数がとれると私は思っている。
(当然、異論は認めます。)

それを単純に組合わせた作品がこの「ラーメン大好き小泉さん」だと思っていた・・・そんな時期が私にもありました
実際は、そんな安易なものではなかったです。
それ以上のものがあります。

ひとえにラーメンに対する愛情とリスペクトです。

グルメ漫画ってともすると情報量が多いんですよ。
うんちくだったり、Wikipediaかよと言いたくなるくらいのマメ知識的情報をコマいっぱいに描かれたりする。

ラーメンとか、特にそうです。
やれ、ダシはなんだ、タレは、麺は、加水率は、うんぬんかんぬん。

でも、個人的にはそんなのいいんですよね。
ただ、美味しければ。

理論的にまとめなくても、美味しそうに食べてくれれば。
全国津々浦々、色んな種類のラーメンを紹介し、行きたくなるくらいの情熱をもっていれば。
それだけでいいんです。

この小泉さんは、決して否定しません。
どのラーメンリスペクトし、美味しそうに食べる。
どっちが優れているとかではない、どれも美味しいのです。

すぐバトルしたがるグルメ漫画がおおいですが、たまには、こんなのがあってもいいんじゃないか?
そんな風に思いました。

ラーメンは最高のエンタテイメントだと思います。

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六文銭
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嘘か真実か陰謀論

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珍遊記2~夢の印税生活編~

奇跡の続編

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小さい頃、色んな意味でトラウマを植え付けられた珍遊記。 当時、絵を見るのも怖くて、だけどドラゴンボールは読みたいから、珍遊記のページにはいかないよう恐る恐るめくっていたのも、今となっては良い思い出です。 本作というか、著者を語る上でもはや絵柄に触れないのは無理なのですが、とにかく子供がみたら泣き出すような絵の濃さ。 特に婆さんキャラのシワがえぐい。 下品な下ネタも満載で絵柄と相まって、初見の方は気分悪くなると思うんですが、、、 著者が、現在、子供向けの絵本作家としても活躍しているというから驚きしかない。 謎に時代を感じる。 さて、本作の内容だか、前作珍遊記の続編という立ち位置だが、前作をなぞりながら、その裏で起きていたことを描きながら始まる。 もう一つの怪作、漫遊記とも繋がっているので両方知っているとより面白いのだが、正直、何も知らなくても大丈夫だと思う。 著者の作品を知ってる人ならわかると思うが、ストーリーはあってないようなもので、とにかく勢いが魅力。 そこは本作も健在で十二分にある。 映画化もした作品だが、玄人受けとか言うつもりもないが、毒にも薬にもならない作品と異なり、モノづくりに携わる人間に、何らかのインパクトを残す作品なんだろうってことは理解できる一作です。

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