ひさぴよ1年以上前編集東北のとある秘密の隠された村に、都会育ちの主人公が移住してみた〜というノリのお話です。主人公をはじめ、とにかく癖の強い人ばかり出てくるので、読み進める内に登場人物たちの人となりや過去の出来事が気になり、いつの間にか作品世界に引き込まれていきます。一人ひとりに過去があり、それぞれが悩みを抱えながら生きているんだな〜という、非常にありきたりな感想になってしまいますが、これだけの人間模様を正面から描き切ったいがらしみきお先生に脱帽です。読み終えると、小さな悩みがまとめてどこかに行ってしまったような、少し心が広くなったような気持ちになれました。漫画に登場する”神様”の意味とかも、あまり深く考察せずに読むことをおすすめします。4わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ主人公・高見武晴は、「金アレルギー」を患った為に銀行をクビになり、東北地方にある「かむろば村」へ移住してきた。彼はこの寒村で495人目の住人として、農業をやりながら金を一切使わないで生きていこうと決めた。だがその村は、●自他共に認める「神」の老人 ●子供ながら超常的な力を秘めるその孫 ●異常に世話好きな村長 ●この上なくゲスなヤクザ者 ●病的な嘘つき女子高生 などなど、不思議な現象と濃い住民たちが集まった異世界のようであった。高見は持ち前の無鉄砲さと酒乱の癖のため、散々周囲に迷惑をかけながら生きていくが……続きを読む
かむろば村へ
東北のとある秘密の隠された村に、都会育ちの主人公が移住してみた〜というノリのお話です。主人公をはじめ、とにかく癖の強い人ばかり出てくるので、読み進める内に登場人物たちの人となりや過去の出来事が気になり、いつの間にか作品世界に引き込まれていきます。一人ひとりに過去があり、それぞれが悩みを抱えながら生きているんだな〜という、非常にありきたりな感想になってしまいますが、これだけの人間模様を正面から描き切ったいがらしみきお先生に脱帽です。読み終えると、小さな悩みがまとめてどこかに行ってしまったような、少し心が広くなったような気持ちになれました。漫画に登場する”神様”の意味とかも、あまり深く考察せずに読むことをおすすめします。