赤羽ラプソディー
埼玉県民の私にとって赤羽(というか北区)は、半分埼玉の領土みたいなところがある。 埼玉県民の東京といえば池袋からで、赤羽とは埼京線(湘南新宿ラインも)で池袋の前に止まる、なんでここで止まるんだよ的なめんどくさい駅でしかなかった。 (この話は、フィクションです。) そんな赤羽を魔境の如く紹介する本がこれ。 何かと話題にはなっていたが、当時は食指が動かず、もはや埼玉県民ではなくなったので読んでみた。 正直、赤羽のこと褒めているのか貶しているのか、本当なのかフィクションなのかわからないくらい謎だった。 これ本当に赤羽にあるの?というか日本か?というくらいな感じ。 同じ赤羽を紹介するなら、「孤独のグルメ」第4話で出てきた、朝でも酒が飲める店で、そっちのほうがよっぽど魅力的に映ると思う。 ただ、それでも、おもしろかしく描かれる、著者なりの赤羽の街模様は愛に満ちていることだけ伝わります。 実家に帰る時に寄ってみたくなる・・・まではいかないけど、途中でとまるめんどくさい街から、あぁ漫画であった変な街なんだなくらいな思いにはなりそうです。
街のおかしなもの、気になることって誰しもあるんだろうけど、面倒くさかったり怪しさにビビったりして普通はスルーするのがあたりまえ。しかし清野先生はそれを日常の一部にして楽しめる才能に溢れています。
文句なしに面白い赤羽の魅力満載ガイドブック!
ちょっとした探究心が日常を楽しくしてくれるって事を教えてくれる一冊です!
私もこれ、読みました!面白かったです。
先日、仕事で赤羽に行く機会があって、初めての赤羽だったんですけどこの漫画を思い出しながら少し散歩してみました。
短い時間だったので清野さんのようにディープで?なものを発見はできませんでしたが、一つだけ?なものを見つけました!それは
タバコ屋の前にある灰皿なのですが、3つあるうちの真ん中の灰皿が「女性優先灰皿」だった事です!なんで?ってウケました!
私の発見は清野さんのとはちょっと違うかも、だけど普段スルーしているようなことでも掘り下げると面白いですよね!