あらすじ中学生からサッカーを始めた瀬戸柚樹(せとゆずき)は持ち前の真面目さと、サッカーへの情熱を武器にメキメキと実力をつけていた。しかし、超狂犬FW・朝美圭右がサッカー部に中途入部すると、異常なほど気が弱い柚樹は、朝美に怒鳴られ続けることで、精神崩壊状態に。退部すら許されない事態に、柚樹が手繰り寄せた、窮余の一策とは!? 泣き虫フットボリスタが奇跡を紡ぐ、高校サッカー物語(バトルアウト)、堂々開幕!続きを読む
たか1年以上前編集 弱虫系スポーツ主人公は枚挙にいとまがないけれど、この主人公は一味違う。弱虫系どころかお漏らし系なのである。第1話開始直後に白目を剥きながら漏らしている。単行本発売を機にカウントしてみたら1巻で2回漏らしている(なお加えて未遂が1回ある)。 ただ、柚樹はよくいるただのビビリではない。恐怖により追い詰められることで集中力を発揮し、分析により活路を見出す力を持っているのだ。しかもその集中力・分析力に加え、「できるようになるまでやる(怖いから)」という根性まで最初から備わっていて、そんじょそこらの弱虫系と一線を画している。 ただ実際には漏らしたページ数よりも、泣いてるページ数の方が圧倒的に多くて、本編228ページ中13ページで泣いており涙目率は5.7%だった。なおダムアス(※)が絡んだあとの泣いてる率は100%(白目) またネガティブな表情が多いため、高校で出会った「美しいサッカー」に純粋にワクワクしている笑顔がいっそう印象に残る。なお、笑顔にさせているのは高校の部長さんである。 1巻の最後で、「ダムアスと部長」という、全く異なる導き手を前にして混乱し壁にぶつかった主人公が、部長の理想に共感して決意するところは最高に熱い。今後柚樹がどんなふうに成長していくのか、お漏らしは治るのか楽しみ。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報
弱虫系スポーツ主人公は枚挙にいとまがないけれど、この主人公は一味違う。弱虫系どころかお漏らし系なのである。第1話開始直後に白目を剥きながら漏らしている。単行本発売を機にカウントしてみたら1巻で2回漏らしている(なお加えて未遂が1回ある)。
ただ、柚樹はよくいるただのビビリではない。恐怖により追い詰められることで集中力を発揮し、分析により活路を見出す力を持っているのだ。しかもその集中力・分析力に加え、「できるようになるまでやる(怖いから)」という根性まで最初から備わっていて、そんじょそこらの弱虫系と一線を画している。
ただ実際には漏らしたページ数よりも、泣いてるページ数の方が圧倒的に多くて、本編228ページ中13ページで泣いており涙目率は5.7%だった。なおダムアス(※)が絡んだあとの泣いてる率は100%(白目)
またネガティブな表情が多いため、高校で出会った「美しいサッカー」に純粋にワクワクしている笑顔がいっそう印象に残る。なお、笑顔にさせているのは高校の部長さんである。
1巻の最後で、「ダムアスと部長」という、全く異なる導き手を前にして混乱し壁にぶつかった主人公が、部長の理想に共感して決意するところは最高に熱い。今後柚樹がどんなふうに成長していくのか、お漏らしは治るのか楽しみ。