ネタバレ

中学時代、柔道部最後の大会。友人の早苗と二人だけの柔道部に所属している主人公の未知は、気持ちのいい『いっぽん』を取れないまま、暑い夏を終える。
高校に入り、もう柔道はやらないと決めていた主人公だが、そこで最後の試合の相手と再会する……

少女×柔道という面白い題材。ゆるい部活モノの雰囲気はなく、技の応酬の描写も本格的。その熱量は『あさひなぐ』を彷彿させる。画力も高く、キャラはほどよくデフォルメされていて可愛い。期待の新連載作品。

読みたい
1/4ページ
<<
<
1/4ページ
>
>>

柔道部にもう一人加わって、
4人のうちのどの3人が大会に出るか、
っていう展開も面白いかな、とは思う。
もっとも南雲ちゃんが、
剣道をやめるかもしれないという事情が
よくわからんので、
まずそこに納得行く理由があるのならば、
だけれど。

描写を見る限りでは、柔道部の三人を羨ましそうに見てることが多いから、そこらへんも関係ありそう

剣道を修行して全国大会に行けるまでになって
それをやめるってのは、ありえない、と思う。
それが実は、親の期待に応えたかっただけで続けていたとか
運動神経が抜群すぎて、さして努力をしなかったけれど
そこまでの域に到達しちゃった、とかなら
ワカランでもないのだが。
でも親の気持ちを汲む部分はあったみたいだが、
努力はしてきた結果だったみたいだし。
普通に考えれば剣道が好きで
だからこそ練習も頑張れた結果
なのだろうからもったいなさ過ぎるし、
そもそも剣道が好きでやっていたんじゃないの、
柔道そのものは好きなの、と疑問を感じる。

けれども、だからありえないだろと思う感覚は
もしかしたら従来のスポ根漫画の
「継続は美徳」という価値観に(自分が)
悪い意味で毒されているからなのか、と思う部分もある。
そういう意味で、スポ根漫画に対する
今までになかった問いかけをしてきた
展開なのかな、と思う部分もある。

なので今回の南雲ちゃんの行動については
応援したい気持ちと理解しがたい気持ちが
半々くらいだな。

南雲さん転部したのか。もっと父親や剣道部員や先生と揉めるかと思ってた。たとえば、何か事件を起こして最終的に和解して、柔道部に入るみたいなよくある流れかな〜と予想してたけど、良い意味で裏切られたな。なんというかドラマ展開に頼ってない。父親に自分の気持ちを正直に伝えて転部の許可もらってるし、剣道部員一人一人にも丁寧な手紙を書いたりと、すべて自力で切り開いてるとこがね

柔道は将来警察官になる時にも役に立つから、南雲父も転部をあっさり許してくれたのかなぁ
それか娘に嫌われたくなかっただけかも笑

というか普通に考えたらありえない事だから悩んでたわけですよね。
勿体なさ過ぎるから悩んでた。
もっともな理由があれば悩む必要はないわけだし、
他人から理解されないかもしれないけど私はこっちを選ぶ、いい?
というお話な気がします。
目一杯の勇気でそれを宣言して、それを認めてあげられる親や部員。
とても素敵なお話だと感じました。

>>未知は受け身取れてないよね笑

あのあたりは漫画的なギャグ表現だったかもしれませんが(笑)。

南雲さんのポテンシャルについては
剣道を修行した後に柔道を始めた場合、
・摺り足
・サバキ(剣道で相手の竹刀を払う動き)
・相手の目を見る
 (真逆は相手の手足のほうを見る)
などの技術は、そのまま生かせると思います。
摺り足が出来れば、柔道の運足も習得しやすいでしょうし、
サバキも組み手争いに応用可能かと。
柔道初心者はついつい対戦相手の手足の動きに
目をやりがちですが、相手の目や胸を見ていないと
相手の全身の動きが掴めなくて後手後手に回りますしね。
目をみる習性が出来ていればこしたことはないかと。

あとは受身が出来る出来ないが
柔道の上達には関わるかも。
そのへん、顧問の美人先生がどう指導するとか
興味があります(笑)。

2巻出たので読み直したけど、やはり県予選のベストバウトは氷浦×天音戦だと感じた。

みっちがもう少し強ければ別の展開もありえたんだろうけど、そう都合よく勝たせないリアルさが良いのよね。

強敵相手にこそ輝く、未知かっこいいな。ワクワク感が伝わってくる
次回は大増巻頭カラー。めっちゃ楽しみ

いつの間にかもう四巻まで出てるのか。単行本で読むとまた違うのかな。
単行本組の感想がちょっと聴きたい

ここの部屋、しばらく感想書かれてないね。南雲のデビュー戦以降は、上を目指そうみたいな雰囲気だったけど今は方向性が変わりつつある。4人それぞれが同じ階級で戦うライバルになってバチバチな感じでこれまでの関係がどう変化するのか楽しみ。

1/4ページ
<<
<
1/4ページ
>
>>
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
ダブルピース

ダブルピース

超能力少女の、 SF(すこしふしぎ)コメディ読み切り30P! 少し不思議な能力を持つ少女・鬼本は、 クラスの人気者に恋する友達のことが 気がかりで…!?(週刊少年チャンピオン2024年36・37合併号)

むねあつ

むねあつ

舞台は山口県岩国市。弱小柔道部キャプテン・正宗淳は柔道ライフを満喫中。そんな彼は同級生、藍川小春に密かに思いを寄せていたが、ある日東京から転校して来たイケメン・秀才・運動神経抜群のパーフェクト男、桐島篤が小春と急接近してしまう。「もう俺には柔道しかない!」と意気込む正宗の元へ、桐島が柔道部に入部したい、と小春を連れてやってきて……!? 不器用で暑苦しい男が走り、もがき、立ち上がる! 涙と汗、友情と恋、挫折と再起、情熱と達成がすべて1冊に凝縮された青春柔道狂詩曲。ぶち燃える。2012年ビッグコミックスピリッツ連載。

ヴィジランテ

ヴィジランテ

地球外生命体が体内に!? 無差別級宇宙格闘!! 力、優しさ、守るべきもの――哀しみを背負って、強くなれ!! 突然、超人的なパワーが出るようになった高校生・守。その原因は、幼い頃に接触した地球外生命体だった…!? 暴走か、覚醒か!? 宇宙級バトル!!

チキンマン~村岡ユウ短編集~

チキンマン~村岡ユウ短編集~

漫画家村岡ユウの短編集。新人賞受賞作から雑誌未発表作品まで、ヒューマンドラマからギャグまで、全7作品を著者あとがき付きで収録。「RealRnge」「タイガードラゴンドリーム」「サエキング」「チキンマン」「夢子ロマンDAYS」「ゴリラブ」「夜明けのダン」。

馬鹿者のすべて

馬鹿者のすべて

宇治田真28歳。職業・コンビニ店長。いじめられていた過去に疑問を持たないようにして生きてきた。このままでいいのか? 他人から馬鹿と呼ばれることを避けつづけてきた平凡な男が、不公平な世の中に立ち向かう。

葬送~2011.3.11 母校が遺体安置所になった日~

葬送~2011.3.11 母校が遺体安置所になった日~

2011年3月11日、岩手県釜石市。東日本大震災後、津波によって亡くなった人々の身元を歯型から判明させようと、遺体安置所で働き続けた歯科助手・大谷貴子。震災から2年。岩手県のとあるホテルのラウンジで彼女は震災当時のことを語り始めた。「あの時の光景は、今でも忘れられません……」

ウチコミ!!

ウチコミ!!

小さな身体がコンプレックスで同級生にも毎日パシリに使われる光石錬15歳。「いつかデッカくなって、いじめてたやつらをぶっ飛ばしてやる」。そんな闘志を秘めた少年は、自分を変える運命の出会いを果たす!?秘めていた才能と闘志が、その出会いにより花開く……!!青春ウチコミ系柔道譚、開幕!!さよなら…「いつか」の弱く、小さな僕!!

本格的で可愛い『女子校生×柔道』にコメントする