後藤 定…金次、弾正、銀の父親。銅山の採掘により、富を得た。村との均衡を宮司と結託して保つが、グルー病で重症。
後藤 金次…後藤家の長男。遠くに養女として送られた妹の銀を連れ戻して、奴隷のように扱う近親相姦の鬼畜。オカッパの妻がいる。これも鬼畜。
後藤 弾正…後藤家の次男。集合写真での軍服姿から軍籍のようで従軍していて村には不在。戦後の安否に注目。
後藤 銀…家の事情で縁戚に養女に出されていた。兄の金次に呼び戻されて村に帰郷。しかし、その美貌により性的虐待を受ける。やがて、後藤家でクーデターを起こす。
後藤 金次の妻…かなりのビッチ女。村をド田舎と比喩して、都会に思いを馳せる。おそらく金丸係長の少年期の回想シーンのボロアパートで亡くなっていたのは、この人?
宮司…神山家の当主で正宗の父。村のまとめ役。後藤家の銅山開発にも一役買い、定や金次と関係を持つ。どうやら政府筋にもコネがあるようで顔が広そう。最近の金次と取り巻きの暴走を止めようと動き出す。
神山 正宗…宮司の息子。金次たちに虐げられる村人たちの現状に心を痛める。やがて、後藤 銀との出会いが彼の運命を大きく変える…。
「あの人」がどう関わるのか注目。なぜ、銀は自分の息子を「恐れ」の対象にしなければならなかったのか…。