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吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
2021/11/25
めちゃくちゃ期待値の高い近未来戦国新連載!!
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近未来の日本が舞台の新たな戦国時代、そして軍師の成り上がりを刮目して見たい! 令和末期から日本の斜陽を描いていき、日本の衰退と世界的な戦争、新型ウイルス襲来、相次ぐ震災、政治・経済の腐敗堕落、民衆の蜂起と暴力、といった具合に近未来のことにしてもリアルな「最悪な状況」が日本へ降りかかり、人口は1/10以下に減少し文明は明治初期レベルへ戻り、事実上の日本滅亡へと至る。 まだこれで5ページ!! そして!! 日本は、「大和」「武凰」「聖夷」の三つの国へと別れ覇権を争う三国時代に突入するのだが…。 日本三國(にっぽんさんごく)見た感じのざっくり三国の領土の分け方。 「聖夷」北海道~東北、北陸あたりまで 「武凰」宮城~関東、静岡、岐阜あたりまで 「大和」愛知、滋賀、福井から西側、四国、九州。首都大阪都。 主人公は、そんな領土争いの前線からは離れた「大和」の愛媛群で、知恵・知識を生かして平和に農業を取り仕切っている三角青輝(15)。 ここからいかにして、主人公が「日本再統一」へ名乗りを上げていくのかはぜひ大ボリューム83ページの第1話を読んでいただきたい!! 冒頭から香ってきていた血の匂いは当然…。 これは完全に、聡明な軍師による復讐と壮大な戦国成り上がりものの大作がスタートを切った感あってテンション上がりました! 個人的には、これを過去の歴史ものとせずに、近未来だけど文明が退化した状態で行われる戦争・領土争いというところがすごく好きで、歴史ものは歴史ものですでに正解があって答え合わせ的な面白さや再解釈もあるんですが、現在の現実から地続きな創作の歴史ものの方が好みかもしれません。 要するに、めちゃくちゃ楽しみということです。 地域別の特色も今後の展開に関わりそうで気になりますね。 「聖夷」北陸と北海道という日本屈指の穀倉地帯。豊富な食料。だが冬は厳しい。 「武凰」領土は狭いけどかつての首都東京を含むので人口が多いのかも?あと広大な関東平野もある。 「大和」聖夷と同じくらいの領土?だけど、他と面している国境の長さが一番短いから防衛のコストもかかってなさそう。大陸と貿易することがあったら有利かも? 松木いっか先生、ブラインドサッカーと多様性を描いた『ブクロキックス』もとてもよかったんですが、この1話読んだらここから本領発揮してきたのか!?と思わざるを得ません。 作品自体のことではありませんが補足で、担当編集が『映像研には手を出すな!』や『チ。ー地球の運動についてー』を立ち上げた方というのもさらに期待値を上げています。
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
2021/11/12
ネタバレ
いつだって外野は歳相応に私を大人にしたがる #読切応援
待ってました! 新田彰先生の新作読切! 子供の頃、弟が生まれたらまだ本人が小さくてもお姉ちゃんにならなくてはいけなかったモモ。 少しだらしない夫と結婚し、苗字が変わり、職場でもそれなりにベテランになってしまい後輩に持ち上げられたり、ただ過ごしているだけでも周囲や環境は自分を大人として押し上げていってしまう。 子供の頃に子供でいられる時間が短かったせいなのか、男が女をそうさせるのか、周りは「私」を無責任でいられる子どもでいさせてくれない。 無責任に誰かに依存して寄りかかっていていい存在でいたいだけなのに。 「男なんてみんないくつになってもガキなんだから」 「…じゃ 女はみんな大人なの?」 女性が男性に向けて言う「男はほんとガキなんだから」とは決定的にニュアンスが違って上の言葉には、ある種の開き直りのような「男がガキでいられるよう女が大人になって面倒見てくれなきゃ」という押しつけがましさを感じる。 その後に続く言葉でも、勝手に分かったようなことを言って「私」を、「女」を、勝手に大人にさせようとしてくる。 不倫なんて無責任な関係に大人も子供もなかったはずなのに。 家に帰ると夫は文句は言うくせに歯医者には行かず、洗い場もそのまんまだ。大人になんかなりたくないのに。 子供でいたかっただけなのにきっとそれはもう一生叶わないんだろう、というのがどうしようもなくやるせない。 なんとなく周囲に合わせて、顔色伺って、無難な毎日を繰り返して、大きな不満はないけれど、否応なく年月は重なって、年相応の人物像にならなきゃいけなくて。 いっそすべて捨ててしまえば、とは考えても実行には移さないんでしょう。 いまの生活もそれなりに大切だから。 自分が少しだけ我慢すれば済む話だから。 でも、たまにはガス抜きさせてよって不倫もする三十代女性のリアルということなんでしょうか。 いろいろと考えさせられました。
吉川きっちょむ(芸人)
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2021/10/22
逆シンデレラな陰キャ男子たちが運命の美少女(?)登場にザワつく…!
超楽しみな新連載が始まりました…!!!! どの読切もいつもめちゃくちゃ好きだった安彦晴先生がついに連載です!これからどうなっていくか楽しみでしょうがない! クラスの半分もいたイケメンが停学になった日にちょうど、美少女のような転校生が「男子校」にやってきて残りの陰キャたちがザワつく! が、陰キャゆえに!動かない!!動けない!! イケメン陽キャたちは二週間後には停学が終わり、登校し始めてしまう! この二週間はどうなるのか!? とりあえず、1日目は……何も起きず!!! なんだこれ!深美森羅(しんら)の正体も目的も1話目に分かるし、問題は陰キャたちですよ!! それぞれに自分こそが!と心に秘めているもののそれを表に出せるのか!? 声を掛けられるのか? 安彦晴先生は以前からもにょもにょした男子たちを描くのがめちゃくちゃ上手かった半面、女子をかわいく描くのも上手いので、嬉しいです! 『五月に隕石、六月には京都』も芋男子3人組と女子3人組の違う視点から違う事実が浮かび上がってきてよかったですよね~ https://twitter.com/haruabiko/status/1186732590595600384?s=20 『塾での平田』も陰キャの違う側面が垣間見れてしびれました! https://twitter.com/haruabiko/status/1258605099552657408?s=20 『狛犬送り』も超かわいくってもう最高だった~ https://twitter.com/haruabiko/status/1393158855937253379?s=20
吉川きっちょむ(芸人)
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2021/10/13
ネタバレ
この読切が含まれた短編集を早く出してほしいくらい最高! #読切応援
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めっっっちゃいい読切でした!!!! 面白かったです!! 再婚した親とそれぞれについてきた同い年の少女。 二人は決定的に合わず喧嘩ばかりのまま中学生になったが…。 喧嘩っていっても、女の子だから口喧嘩とかちょっと陰湿なものだったりするのかなと思われるかもしれませんが、ゴリゴリの武闘派でぼっこぼこ殴り合います。 この絵柄だからかわいく見えるのも面白いです。 二人は美しく賢く育っていくんですが、関係性は平行線で学校でもバシバシ殴り合うもんだから浮いちゃって引かれちゃうわけです。 そんなときに両親があの子たちは家に友達を連れてきたことがない、と心配する声を聞いちゃってどうにかしないといけいない、と共謀し始める。 運良くという運悪くというか何も事情を知らない男子の転校生がやってきて、二人でどうにか仲良くして家に連れ込もうという展開になっていく話です。 この時点でもうすごい面白いし、この関係性は見たことないです。 転校生の男子もまた一癖あって、簡単にはいけないんですよね。 なんか、いいなー、いいなーって思いながら読んでました。 何がいいって、片方がいじめるというわけでもなく、やられたらその分互いにやり返す、完全に対等なんですよ。 二人とも両親には心配させたくないから、家の中でも見えないところでやりあったり、学校でも先生にはバレてないんじゃないでしょうか。 ただ、マジでやりすぎてて周囲にビビられてるのが笑っちゃいます。 だから友達いないんだ!と。 そして、二人とも基本的には優しいから自分たちの気持ちより両親を心配させまいとちゃんと動けるのがいいんですよねー。 間に挟まれる転校生もいろいろ経験してるからすっごい疑うし、でも二人は無理させないし、どうこうしたいわけではない。 ただ友達になりたいだけ。 こうやって、他では補えないここだけの彼女らだけの関係性が組みあがっていくのが本当に最高でした!
吉川きっちょむ(芸人)
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2021/10/12
ネタバレ
社会のどこかのあなたへ寄り添う優しい話と強烈なユーモア #読切応援
岡田索雲先生の妖怪読切シリーズの新作。 今回のお話も、現代社会の一場面を切り取ったような話を妖怪に語らせていて社会批判とユーモアを合わせたような作りになっていてすっごくよかったです。 https://comic-action.com/episode/3269754496533565977 「病欠」のもじりで、社会に傷つけられ無遠慮な言葉をかけられて引きこもる猫又で「猫欠」。 周囲はどこまでいっても無責任に声をかけ、かき乱し、期待し、勝手に失望し、あまつさえ罵倒し、ときに狼狽え、去っていく。 度々出てくる腕の傷が痛々しく映る。 本人が動き出せるまで静観し、ただ寄り添うことの難しさ。 かの喜劇王チャップリンは言った。 「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」 箱の中の猫に深く共感して読めば悲劇で、最後はどんな形であれ一歩踏み出しているという点で希望が差してくる。 しかしすこし引いて見れば、最後のシーンまで「箱から出ない」ということを引っ張って引っ張って、前の場面で暗い中から一瞬顔を覗かせ「箱から」一歩踏み出すかと思ったら、踏み出したけど思ってたのと違う形、というきれいなオチをつけていて、意図的な笑いの型を作っているので思わず笑ってしまう。 いや一歩踏み出すのは素晴らしいことだけど箱ごとなんかい!!出てはこないんかい! とツッコミたくなる。 メッセージ性とユーモアを高度に同居させている岡田索雲先生は素晴らしいです。 https://twitter.com/kittyomz/status/1446323518493233159?s=20
吉川きっちょむ(芸人)
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2021/10/05
この少年漫画めちゃくちゃ面白いから読んで欲しすぎる!
超ストイック滅竜ファンタジー!! 人類の天敵である「竜」が存在するファンタジー世界。 陽の光と銀気を嫌う「竜」を殺すには、銀の武器が発する銀気で血液を凍らすか太陽で焼く、この2つしかない。 主人公は竜を狩ることを生業とする「狩竜人(かりゅうど)」の少年・ラグナ。 神童と呼ばれ、ずば抜けた竜討伐数を誇る転生少女・レオニカと共に竜討伐に挑む日々だが、どんなに努力してもラグナはレオの足元にも及ばない。そんなレオのそばにずっといられればいいと思っていたのだが…。 大切なものさえ守れず、限界まで鍛え竜を殺し続け最強に至った未来の自分と、いま目の前で命の危機に瀕するレオを見る無力な自分が繋がり、未来の自分から最強の強さを託される!! そしてこの日、竜にとっての「死神」が誕生する。 https://magazine.jp.square-enix.com/joker/series/ragna/ ガンガンJOKERで連載中のこちらの作品、漫画アプリの「マンガUP」で なんとなく読み始め、その面白さにあれよあれよとハマってしまいました! 覚醒してから限界の限界の限界まで自分を追い込み続ける主人公「ラグナ」と、元・竜の王で神に反逆し追放された「クリムゾン」がすべての竜を殺すことを誓い共闘するのがめちゃくちゃ熱いんです!! アクションシーンもとんでもなく迫力があってかっこいいし、とにかうキャラが立ちまくってます!!! 一気に敵の王の首まで迫ったかと思ったら、とある一団と共闘して敵幹部軍と戦ったり、展開に次ぐ展開!ずっと面白いです!! 最強になったかと思っていた現在のラグナですが、その力と体がまだ馴染んでなかったりする、そして戦いの中で少しずつ…というのも最高にグッときます! きっと『鬼滅の刃』好きな人にはハマると思うんですよねー。 早く続き読みたくてしょうがないです。
吉川きっちょむ(芸人)
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2021/10/01
どこにもいけないコロナ禍の我々に刺さりすぎる生き辛さ
アラサー独身女性のどこにも着地できない居心地の悪い浮遊感を味わえる作品で、非常に興味深かったです。 30歳、契約社員の菊池あみ子。 世間の顔色を伺いながら、自分がどうしたいかという欲求に目を向けずマニュアル通り、立場なりの波風の立たない言動を繰り返す毎日。 自立してはいるが、どこか満たされず、彼氏でもいれば変わるのかとマッチングアプリでの出会いを機械的に1年こなすが、彼氏は5年いない。 そんなとき、職場に「仕事以外に何かやってる人」っぽい女性が気になっていき、交流が始まってから日々に少しずつ変化が生じていくのだが…。 https://comic-days.com/episode/3269754496402490831 これを読んだ僕自身はアラサーの男性なんですが、3話あたりまで読んでグゥーっとみぞおちのあたりが冷え込むような、ジェットコースターで落ちるときの内臓の居心地悪い浮遊感を味わいました。 普段はあえて言葉にしてないような漠然とした小さな不安や、こう振舞っておけば波風立たないだろう、本心でなくとも上手く会話が回るだろうという人をなめた浅ましい考えがすべて言語化されて目の前に差し出されたようで、すべて見透かされてお前はこういうところがあるよなとチクチクやられているような、あの感覚。 どこにもいけない。どこにも着地できない。そして目的地もないが、どこかにはいきたい。 頑固にもなれなければ、道化にもなれない真面目さ。 すべてが中途半端で自分の欲求にも素直になれなければ、世間の「普通」にハマるよう社会生活を送るだけの個を消した状態にも違和感を感じてしまう。 否応なく現実を突きつけられているように感じ、背筋をひやっとしたものが走る。 こういう漫画って、必要です。 そういう気持ちになりたいときもあるんです。 生活、仕事、貯金、将来の不安、義務、責任、世間体。 隣の芝生の青さ。 自分は自分、強くやっていくって思えればいいんですけどね。 現時点での最新6話をポイントで購入して、ここまでは登場人物たちの関係性のこじれ具合や変化などのお膳立てが整うまでの序章に過ぎなかったのかもしれないと思わされました。 おや、と思って改めて公式のあらすじを見てみると、最初からそれが目的だったのかと。 面白いです! 演出次第だとは思いますが、ドラマ化してほしいと思いました。