お料理が美味しそう
今の日本の居酒屋が時空を超えて時代も国も違うところに店を構えてるという有り得ない設定ですが、テーマになるお料理が毎回とても美味しそうです。とりあえずビール頼む気持ち分かる!それが当たり前に手に入る今の豊かさと手に入り辛いから有難みを感じる感動、そのどちらにも共感できます。そして異世界の人達の食べ始めの驚きと、食後の満足げな表情を見ると、とても温かい気持ちになれます。メニューがたくさんで、見ているだけで美味しい気分になります。世界中のお料理が出てくる居酒屋さんってなかなかないから新鮮です。
「トリアエズナマ」、飲みたいーーーーーーー!!
異世界人が「トリアエズナマ」を見て「冷えたエール」って表現してたけど、日本の居酒屋で出るのは冷えたラガーだよねw中世ヨーロッパが舞台のモデルならラガービールは無かったはずなので「こんなんビールじゃねぇ!」って言われてもおかしくはない気はする。
今となってはありふれてしまった「未開の異世界に文明を持ち込んでちやほやされる」ラノベだが、「のぶ」はグルメ方面では草分け的ですから十分偉大かな、とも。普段何気なく食べている日本食の素朴な魅力を再発見するにはいいマンガだ。
アフリカや南米に100均商品を見せびらかしに行くみっともない番組みたいにホルホルが先に立ってしまうと途端にシラケるので諸刃の剣感はあるけど…