ついでに言ってしまえば「ジョジョ」あたりで確立され「BLEACH」などで隆盛を極めた、「能力バトル」という名のプレゼン大会も、もしかしたら終わりつつあるのかもしれません…。
というのも、読むのが煩わしいプレゼン合戦にスピード感を削がれ、また設定自体の出来不出来によって勝敗に納得いったりいかなかったりする。このもやっと感が今の消費サイクルにイマイチ合わない気がするんですよね。
この作品も「真空波だ!」「悪魔の能力だ」みたいな最小限の説明だけでサクッと決着してしまいます。
かつて真島ヒロが「RAVE」で能力バトルをやっていましたが「フェアリーテイル」ではやらなくなりました。こういった流れをいち早く察知していたのではないかなと勝手に想像したりしています。笑