連載当初はコメディだったが中盤からは骨太な競馬浪漫ににコメントする
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人気のコメント

競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬

最高クラスに近いくらいの面白さ

競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 土田世紀 田原成貴
酒チャビン
酒チャビン

わたしが贔屓にしているマンガ家である土田先生と、元スタージョッキーである田原さんのタッグによる競馬マンガです。駄作のできようがありません。 前半4巻くらいまで一話完結のギャグものなのですが(しかもさすが土田先生のギャグは面白い)、後半にいくに従って、かなりレースの奥深いところまで描いてくる本格競馬マンガに変身していきます。 さすが元超一流ジョッキーの原作(というか監修)が入っているだけあって、必殺技などのファンタジー路線ではなく、徹底してリアルなスポーツとしての競馬が描かれており、読み応えたっぷりです。 出場している全ジョッキーの位置どりや、その時々で考えていることなどが、すごく丁寧に描写されており、競馬が好きな方はまず間違いなくどハマりすることができると思いますし、昨今のソシャゲブームで競馬を見始めたよって方も、深く競馬を知ることができるきっかけとなることは間違いないと思います。 そういった意味で、完全に☆5でいいマンガなのですが、一点、ちょっと特に後半ジメッぽさが過度になりすぎてしまっていて、そこが個人的な好みに合わなかったので、一応4にしておきました。ジメッとした部分は土田先生の持ち味でもありますし、それが熱さや感動につながることが多いのですが、本作品の終盤は少しメメしく写ってしまいました。個人の感想ですが、悪くいうつもりは本当になかったです。すいません。

野球で話せ

漫画で話せ

野球で話せ
かしこ
かしこ

何を隠そう私も自分の描いた漫画を第11回青年漫画賞に応募していたのです。とはいえ私は記念受験のようなものなので箸にも棒にもかからないのですが…それでも言わせて下さい、私のライバルって中原とほるだったのかよ!!と。いや〜でもこれは完敗です。だって全編を通して「漫画を描くのが楽しい」って感じだったじゃないですか。働きながら漫画を描くのは大変です。やりたいことがあるのは幸せだけど、休みの日なんかに一人で引きこもってコツコツ描いてると「誰にも求められてないものをこんなに一生懸命やって何になる?」と虚しくなります。それよりも情けないのは描きたいから描くのではなく「漫画家になりたいから描いている」という気持ちのブレが起きてしまうことです。それでは本末転倒なのです。だからこそ作中で叔父さんが言っていた『表現を続けなさい』というセリフに胸を打たれて勇気づけられました。それは連載デビューを経験された後も医師として働きながら投稿を続けられたご自身に対しての言葉なのかもしれませんが、私もこんな風に漫画と向き合いたいと思わされる姿でした。いつか私の漫画を中原さんに読んでもらいたい。漫画で話したいです!

けいばきょうそうでんありゃまこりゃま
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 1巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 2巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 3巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 4巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 5巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 6巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 7巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 8巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 9巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 10巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 11巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 12巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 13巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 14巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 15巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 16巻
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 17巻
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