なぜ今じゃりン子チエを読むのか
じゃりン子チエ【新訂版】 はるき悦巳
令和になって、若者の間で人気が再燃しているらしい。
作者さんの子供時代の背景が含まれた漫画と考えると、「ちびまる子ちゃん」と似たような感じだろうか。
言葉が悪くても、子どもが働いて親を養っていても、よくみたら周りの大人で全うに働いている人が少なくても、身内に対する優しさが感じられる。
ちなみに私がじゃりン子チエを知ったきっかけは、ある日突然、父親が買ってきたゲーム。
なんじゃこりゃと尋ねたら、父親がこういう名前の漫画があるんだと説明してくれたと思う。
チエちゃん視点のゲームだったが、何をしたら良いかわからなくて、堂々めぐりを繰り返した。
小学校低学年には難しく、ほぼ進まなかった。
でもあのホルモン焼き屋の内装と外装、みんなチエちゃんに優しかったことと、小鉄は覚えている。
「じゃりン子チエ」についてはゲームくらいしか知識がないまま今にいたり、なんとなく読んでみたらおもしろかった。
関西弁と人情物というと「大阪ハムレット」も良かったけど、より元祖というべきこちらもとても良い。
じゃりン子チエ【新訂版】
アニメから入ったのですが、色々懐かしい。私は大阪より西で育ちましたが昔、あんなおっさんたちいましたよ(笑)