幕末コメディ、面白い!
これはハマりました。 本作では日本警察の父、川路正之進を描かれており、ハコヅメも交番が舞台で、警察モノがお得意なのかと思ったら、元警察の方だとのことで納得です。なんとなく川路への敬意が全体から感じられ、読んでいて気持ちがいいです。 コメディ要素もしっかり笑えるし、歴史、政治の説明もポップでわかりやすくとにかく面白いです。 登場人物達が使う薩摩弁が愛らしく、声に出したくなります。大事な魅力の一つ。 とってもおすすめです。
「別に今日死んでもいい」。人生をあきらめかけていた高校生空賀カケルだが、修学旅行中に生き生きと働くCAの妃と出会ったことで「空の世界で働きたい」と思うようになる。偶然手に入れた名刺から大手航空会社・日本エアラインサービスの社員、高殿に相談したところ、高卒採用のある日本アイランド航空のCAを目指すことになるが……。
何よりまず目を引くのが高校の修学旅行で出会ったCAのお姉さん。大人の美人を絵にかいたような美女にあんなふうにからかわれてみたい人生だった。高卒で採用になったらあのお姉さんと仕事で再会するなんてこともあるのだろうか。
それと純情で苦労人な主人公が女社会でどう生き延びていくのかこの先たのしみ。