あらすじ

「別に今日死んでもいい」。人生をあきらめかけていた高校生空賀カケルだが、修学旅行中に生き生きと働くCAの妃と出会ったことで「空の世界で働きたい」と思うようになる。偶然手に入れた名刺から大手航空会社・日本エアラインサービスの社員、高殿に相談したところ、高卒採用のある日本アイランド航空のCAを目指すことになるが……。
空男 1巻

「別に今日死んでもいい」。人生をあきらめかけていた高校生空賀カケルだが、修学旅行中に生き生きと働くCAの妃と出会ったことで「空の世界で働きたい」と思うようになる。偶然手に入れた名刺から大手航空会社・日本エアラインサービスの社員、高殿に相談したところ、高卒採用のある日本アイランド航空のCAを目指すことになるが……。

空男(2)

訓練を終え、いよいよCAとして初乗務の日を迎えたカケル。緊張MAXで臨む中、八丈島から羽田に向かう機内の中で乗客の妊婦が破水。あわてるカケルだが……!? そのほかCAの見る悪夢や遺骨を抱いた乗客への対応、エンジンの不調で片発飛行となった機内でのカケルと花、新米CA2人の奮闘などを収録。

空男(3)

新人男子CAとして日本アイランド航空で働き始めた空賀カケルだが、経営改善のため使用機種を一回り小さくすることが決まり、CAも減らされることに。国際線のCAになるという夢をかなえるには、会社の立て直しで役に立ち、親会社である日本エアラインサービスへの特別推薦を手に入れなければならないという高殿の言葉にカケルは!? そんな時、乗務する便にケガをしてストレッチャーに乗ったままの親友を乗客として迎え……。

空男(4)

PRIS(被疑者)のレイカと協力し、親友・正義を急病から救ったカケル。レイカは、「飛行機の大きさなんかに関係なく、あなたたちは間違いなくプロだった」とカケルに伝える。どこでだって、CAの仕事はできる。国際線CAという夢に、迷いを持ってしまったカケルに、正義は自分の夢が航空整備士になることだと告白する。 困難を承知で真っすぐに夢を追う親友の姿に、カケルは…。それぞれの夢を乗せ大空へ旅立つ最終巻!