コミカライズが綺麗にハマったミステリー作品
一般的にマンガという表現方法はミステリーには不向きだと言われてるけど、登場人物が多くてかつ会話劇がメイン、そして視覚情報自体が状況の理解には一役買うけども事件の伏線を示す上ではそこまで寄与しないということもあって、この作品に関してはコミカライズはかなり合ってたんじゃないかと思う。 登場人物が多いだけに掘り下げる要素も多くて、実は2巻まではかなりスローペースに感じていました。ただ最終3巻、事件の種明かしから幕引きに至るまで一気に転がっていく展開は心地よい。 全3巻読了済。
good!アフタヌーンで冲方丁の「十二人の死にたい子どもたち」を熊倉隆敏がコミカライズした新連載がスタートした。
ストーリーはシンプルで12人の少年少女が心中をするため廃病院に集まったんだが、なぜか一人多い。しかも、誰よりも早く集合場所に集まってなんか知らないけど一足先に死んでいる。予定通り、みんなで心中するかそれともやめておくかということを話し合いをしていくっていう話。
死んだ男は誰なのか、なぜ死んだのか、というのを推理していく漫画になりそう。