不可思議に思うのは、魔猿の戦闘力って運よくライフルでも当たらない限り
人間には到底勝てないであろうレベルだと思うんだけど
ただのDQN仲間にわざわざ自分達より遥かに強い魔猿の手助けなんて頼むだろうか?ってところだね。

それにトオルだって基本的には製薬会社の人間を惨殺する予定だったはずだし、そうなればまともな凶器なんて持ってるはずもなく、そんな相手に万が一をトオルが想定するとも考えにくい。

田畑は単純に作者が、皆が予想したような色んな役割ができるキャラとして登場させて、最終的にトオルのDQN仲間に落ち着いたような
適当さを感じる。

まあ実際は考えて登場させたのかもだけど、それくらい田畑の存在が雑って事ね。

トオルが田端に依頼をしたのって、
少なくとも1日以上は前だろうし、
そのころってトオルも魔猿も無双状態で
まったく援護を依頼する状況じゃないのにね。
まして田端はたいして戦闘力は高くなさそう。
もしも鉈猿が魔猿を撃っていたら
田端は何も出来なかっただろう。
実際、正体を隠していたから林を刺せたけれど
あれは2度3度と使える手ではない。
しかも(安斉参戦とはいえ)結局は
林は魔猿を撃っているから
田端は魔猿を助けられていないし。

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宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

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アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

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