考えてみれば佐藤さんの山登りは相当過酷。

中岳小屋では
氷室からまるで殺人なみに重い罪として、冤罪のジュース泥棒扱いを受け、安斎他から猿一味疑惑をかけられながら運良く猿の襲撃で拷問を免れた。

その時は氷室から辻さんに引き続き次のターゲットとして命を狙われていた。

のちになって八木さんにより三ッ倉小屋で、ジュース泥棒は実は大した罪でもなかったことが判明する。

それに対して佐藤さんは、ヒスおこしてメンヘラ気味になりはしたが、三ッ倉小屋放火と南殺害くらいしか決定的な落ち度はない。

飯塚による脅迫や強要による心身喪失、正当防衛が少なくとも一部認められる余地あり。

結局はなんだかんだで八木さんにも騙されて岩砕山くんだりまで連れてこられ登らされるはめになる。

連れション前に長谷川の服の血には気づいたが、それに疑念を抱えたまま連れション以降アレよアレよという間に今の状況に陥っている。

佐藤さんは生き残る資格はある。

しかし、1番死刑から遠いのは早乙女なんだが、、、こいつは何だかんだでなんら自分が重い罪に問われるような手を汚さずに過ごしている。ある意味奇跡的に。

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名無し
1年以上前
考えてみれば佐藤さんの山登りは相当過酷。 中岳小屋では 氷室からまるで殺人なみに重い罪として、冤罪のジュース泥棒扱いを受け、安斎他から猿一味疑惑をかけられながら運良く猿の襲撃で拷問を免れた。 その時は氷室から辻さんに引き続き次のターゲットとして命を狙われていた。 のちになって八木さんにより三ッ倉小屋で、ジュース泥棒は実は大した罪でもなかったことが判明する。 それに対して佐藤さんは、ヒスおこしてメンヘラ気味になりはしたが、三ッ倉小屋放火と南殺害くらいしか決定的な落ち度はない。 飯塚による脅迫や強要による心身喪失、正当防衛が少なくとも一部認められる余地あり。 結局はなんだかんだで八木さんにも騙されて岩砕山くんだりまで連れてこられ登らされるはめになる。 連れション前に長谷川の服の血には気づいたが、それに疑念を抱えたまま連れション以降アレよアレよという間に今の状況に陥っている。 佐藤さんは生き残る資格はある。 しかし、1番死刑から遠いのは早乙女なんだが、、、こいつは何だかんだでなんら自分が重い罪に問われるような手を汚さずに過ごしている。ある意味奇跡的に。
宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

宝石の国
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

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