カレー戦争編
本作は味平全5シリーズのうちの4つめの章。デパートの売上競争の代理戦争に巻き込まれた味平が、カレーの味でどれだけ客を集められるか、というものです。ライバルは6000種類のスパイスを嗅ぎわけるカレー将軍・鼻田香作。この恐るべき男を相手に味平の策は?ということでまさに戦争がはじまります。でこの作品、特筆すべきは料理漫画ではあるものの、おいしく見せることを追求しているのではないんですね。ミルクカレーにスパカレー、しょう油入りカレーと一歩間違えばゲテモノです。ただ、これが食べたく思ってしまうんだなあ。そう、この作品の胆はここ。説明などどうでもよく食べてみたいという幻想がここにはあります。最後に出てくるブラックカレーなんてもう、一度は…。あ、でもこれはちょっと禁じ手かぁ。
牛丼の吉野家さんが「スパイシー・カリー」
を売り出したので食べてみた。
ほとんど素カリーで310円。
値段からしたら充分美味しいと思った。
味平カレーは1970年代の漫画だと思うが
値段は300円。
いまとは物価が違うとはいえ格安だ。
ライバルのインド屋のカレーが500円らしいし。
というか、殆ど素カリーとはいえ
いまどき310円で販売する吉野屋も凄いかな。
狙いはトッピングを注文させることだろうけれど。