美人整骨医の『陽子』に惚れる二人の男がいた。一人は本落合警察署に勤める刑事の『長尾』、そしてもう一人はヤクザで東京原谷連合の三代目『原谷』。両極端の立場にいる二人は、顔を合わせる度に言い争いケンカをする仲……。しかし、そんな犬猿の仲の長尾と原谷も、唯一意見が合い動き出す事が! それは決まって『陽子』に何かが起こった時!! そして問題解決へと向かうのだが……? 陽子を巡り二人の男が争い、事態はドンドン悪化する!? 陽子・長尾・原谷のドタバタな日々を描いた一作!
転校生の大空硬派は昔気質の武道家の父と二人暮らし。一見、堅物そうな二人だが、スキの取り合いを繰り返すなど、ちょっと面白い親子だ。引っ越して早々、親子二人して警察と取っ組み合いをしてしまうが、そこに叔母にあたる乙美が通りかかり、なんとか事なきを得る。乙美は硬派の父に好意を寄せていて迫ってみるのだが、武道の追及に余念のない硬派の父(といっても誘惑にぐらつき倒れそうになることもあるが)にかわされてしまう。一方、硬派は転校先の学校でイケメンにして最強の男、ドラゴンとの戦いに勝利し、一躍時の人となる。ドラゴンは硬派に復讐を誓うのだが、事態はあらぬ方向へ……? アクション系ギャグマンガの決定版!
ヤクザの事務所に独り乗り込んできたサングラスの大男、桑田。チンピラが頭部を殴られて死んだ事件の聞き込みにきた刑事……なのだが、堂々とヤクザに金をたかる、ろくでもないヤツである。と、そこに勢いよく殴り込んできた美女が桑田の頬をひっぱたいて一喝! 彼女は県警一課から送り込まれた殺人事件特捜班の凄腕、相染今日子刑事だった。ヤクザ以上にメチャクチャな狂暴刑事・桑田ランディーたけしと、巨乳美人刑事・今日子のデコボココンビが殺人事件解決に挑む、爽快アクションコメディの快作!
大海を進むシンタグマ二世の豪華ヨットに原子力潜水艦から停船命令、金髪・碧眼の黒人美女C・Cから船に乗っている石油令嬢マリアンヌ・ハーバーの引き渡しを要求された。シンタグマ二世はあるパーティ席上でマリアンヌを見初め、マリアンヌの父の会社に圧力をかけて連れ出していた。マリアンヌ父は会社を潰す決心で依頼をしていたのだ。クレオことクレオパトラD.C.の様々な活躍で大ヒットし、アニメ化もされた痛快活劇作品。
昭和29年9月26日…本州の北端・青森と北海道の間に横たわる津軽海峡を結ぶ青函連絡船・洞爺丸は、乗客、乗組員1504名の命を道連れに暗黒の海へと吸い込まれていった。10年後、遺族のひとりである滝鉄也は、犠牲者である父親に死を無駄にはしまいと猛勉強の末青函トンネルの工事に携わる。情熱のままトンネル工事に励む鉄也だったが、ある日弟をひき逃げで死に追いやった貿易会社社長を怒りのあまり殺害してしまい、逃亡犯の身に…!? 警察の目をかいくぐりながら、青函トンネル完成へ向けて邁進する悲劇の青年・滝鉄也の半生をハードボイルドに描く!
作家・大島やすいちの名作マンガ『一撃伝』がボリューム感満載+お得感ありの【合本版】として登場! ※本作は、通常版『一撃伝』各2巻を1冊に収録しています。坂本一撃は小学三年生。一見普通の小学生に見えるのだが、実は拳法の達人。母・咲子は大林寺拳法・龍家の一人娘。父・誠は、頼りないがお人好し。そして姉・乙女は、賢くてしっかり者。そんな一見ごく普通に見えるが少しだけ破天荒(手刀でビール瓶を切り裂き、勉強より拳法を勧める母など)な家庭で育った一撃が持ち前の優しさと大人顔負けの強さを誇る大林寺拳法を用いて様々な事件を解決し困っている人達を助ける成長物語。
大都会・新宿。辻堂俊介は、「私設新宿警察」を名乗る私立探偵で、その名のごとく新宿の片隅の風俗ビルに事務所を構えている。仕事がなくて金もなし、大事な昼飯のハンバーガーはローラースケート少女にかっぱらわれて、今日は一日何も口にしていない…と、事務所に怪しい女が! 札束を見せびらかすその女は、盗まれたバッグを探してほしいという依頼をしてきた。なんでも赤いローラースケートを履いた少女にひったくられたとか。そいつなら知ってるぜ! さっそく捜査に踏み出した俊介だったが…!?
昭和二十八年八月十五日、日本がポツダム宣言を受理し無条件降伏をしたため、戦後闇市時代が幕を開ける。戦後の闇市社会を彷徨う一匹狼の元帝国軍予備士官・日輪大陸は、死に場所を求めながら生きていた。やがて新橋を中心に、闇市を取り仕切る南部坂組との抗争の中、南部坂組用心棒で元帰還兵・毛呂狂次郎と出会う。互いに死に場所を求めていた二人は死闘を繰り返し、やがて自分を取り巻く混沌とした時代への叛逆の絆で固く結ばれていく。血と暴力に彩られた闇市の螺旋社会を走る二匹の狼の行方は……?
女好きの父親・柴田勘太郎と女嫌いの息子・柴田文吾は下ノ町警察署捜査一課に揃って勤める親子刑事。そんな二人が守る街に切断された手首だけが発見されると言う猟奇事件が発生する。だが死体は一向に見つからず、さらに手首は死後切断されたため他殺か殺人か判断がつかず捜査は難航する。やがて事件は思わぬ展開に……。かつて黄金期の少年サンデーを支えた長期連載で、1979年に実写ドラマ化もされ好評を博した名作が、合本版として大ボリュームで登場! デコボコ親子コンビの刑事が、次々と起こる事件を仲間と紅一点の大西操らと共に解決していく。人間の心の闇と光を描いたヒューマンドラマコミック!
一見ツッパッてるけど心は優しい深沢英太郎は、同級生である浅井結花の家に下宿中。ある日、英太郎に時間を止める能力が開花。時を止めたのをいい事に、結花のおっぱいを揉んだりパンツを下ろしたりとスケベないたずらに興じる英太郎。更には、前に一度ボコボコにされた学園の不良(女子)たちにも、時間停止能力を駆使しリベンジを果たす。実は学園のワル達を裏で取り仕切っているのは他でもない結花なのだが、英太郎はそれに気づかず……? 超能力を手に入れた半端なツッパリ・英太郎が織りなすドタバタ・アクションコメディ!
平安の時代から脈々と受け継がれる陰陽道、その呪者たる陰陽師の血を引く家系・結城家。その家で医院を営む祖父と二人で暮らす結城棘(ゆうきおどろ)は普通の中学生だった。ある日、校舎の屋上から転落して死亡した不良娘・乱子に花を手向ける美少女・加山真未を見て、その優しさに感心する棘達だったが、真未が乱子からいじめを受けていた事実を知る桃子は不審に思う。その後、結城医院にやってきて不調を告げる真未の身に起こっている出来事とは……? 週刊少年チャンピオン連載、異色陰陽道アクション決定版!
麻川菫(21歳)、職業はキャビンアテンダント。身長168cm・スリムボディに信じられないようなバストという成熟した肉体。そしてカモシカような美しい脚、顔立ちも美しい! そんな自分の魅力を知っている菫は日頃から何人もの男を虜にし、男から次の男へと移動する……まるで麻薬中毒者のように、男を切らす事はなかった。そんな菫の行動を監視するなんらかの恨みを持つ男たちにより、ある日の勤務中の旅客機を爆破され菫は死亡してしまう……! しかし数日後、かつて関係をもった男の目前に現れた女は……いったい何故!? エロティックなサディスティック復讐劇!
なんの変哲もない田舎町にすぎなかった浦上市に突如異変が起こったのは数年前のことだ。それはこの町の中央に位置する碧南湖のほとりから温泉が噴出したことに始まる。温泉観光地として急激に発展したこの街……どの都市でもそうであるように、この街にも発展とともに暴力団が続々と流れ込んできた。旅館建設のために乗り込んできた組、歓楽街を仕切ろうと目論む組、そして以前からこの街で賭博を主業としていた組……この大して広くもない街に性格を異にするヤクザが同居していては平穏無事な日々が続くはずはなかった。そして……!?
1971年――この時代の日本に、恐怖の集団が一つ登場した。その名は秘密組織、『女王バチ団』。女王バチ団は貴金属店や銀行を襲撃し金品を次々と強奪していったのだ。彼らが襲撃した後には必ず女王バチ団の頭文字の『Q』が残されていた。警察はこれに対処すべく特別捜査隊のカブト虫隊(B・B)を編成した。そのB・B隊員の一人である【風間 剛】が謎多き犯罪集団である女王バチ団に勇敢に立ち向かい危険な戦いを繰り広げるサスペンスアクション作品!!
江戸時代から気っ風の良さが町に染みわたっているような土地柄。そんな中央区の八丁堀にある警視庁京橋警察署に、一人の凄腕刑事がいた! 「殺し」「放火」「誘拐」なんでも御座れの「強行班」を束ねる江戸前の係長刑事「小桜 清二郎」だ。そんな小桜に昇進の話が届くが、本人は浮かない表情。何故なら現場仕事にこそ遣り甲斐を感じていたからだ。その後退職を決意し、生活を楽しんでいた小桜だったが……? のちに起きたとある事件を切っ掛けに、元・凄腕デカ小桜の闇の捜査係長としての活動が始まる!! 男・小桜清二郎のヒューマンドラマ作品!
1984年(昭和59年)8月13日――御山の上空を飛行していた旅客機が何らかのトラブルにより墜落、乗員乗客519名が死亡・生存者3名という悲惨な事故があった。しかし実際にはこの事故の生存者は4人目がいた! 事故発生の際に上空から投げ出された赤子が山の木に引っ掛かり、ほぼ無傷の状態で山猿に救われその後法師様に育てられ…16年後、赤子だった「タケル」は山で武術を学んでより強い相手を求め下界へと下りて行くのだが……! 下界に降り立ったタケルに様々な苦難がふりかかる!! アクションヒューマンドラマ作!!
無実を主張しながらも認められず死刑の判決を言い渡された囚人・諸橋悦子。ついに死刑執行の日を迎えた彼女は執行の瞬間、過去の記憶が走馬灯で流れ、息子の名を叫ぶ…。刑は執行されたが、彼女はまだ生きていた。そして謎の男に、これから顔・名前・戸籍、全てを変えて別人として生かしてやると告げられる。その条件は「殺人」をすること――。断れば「死」だが、承諾すれば5年後に息子に会わせてやるという。悦子は息子に会いたい一心で「桐原冴子」として謎の組織の殺し屋となっていく…。
198X年夏、日本武道館はまさに超過激な興奮の渦に巻きこまれていた! 全日本プロレスと新日本プロレス初の合同興行が行われていたのである。この日、会場に入りきれず武道館を取り巻いたお客だけでも一万人はゆうに越えた。テレビでも日本テレビ・テレビ朝日による特別同時中継が行われ、その視聴率は共に40%を越えるだろうと言われている。今、まさしくプロレスは日本においてその人気を不動のものにしたと言っても過言ではないだろう! しかしその様子を獲物を狙うような鋭い目つきで見ている者達がいることを、馬場も猪木も、日本のプロレスファン達も気づいてはいなかったのである……あの伝説のプロレスマンガが電子書籍に登場!!
19世紀後半、アメリカの捕鯨船団が世界の海洋に進出していた時代。イシュメル少年は見も知らぬ港町で船をおろされ途方に暮れていた。なんとか古ぼけた安宿を探し、そこで「人食い人種」のクイークェグという男に出会う。聞けば彼も乗り込む船を探していることが分かり、イシュメルとクイークェグは一緒に適当な船を探しに出かける。そんな彼らが乗組員として採用されたのは、白鯨に片足を食いちぎられ、復讐の鬼と化したエイハブが船長の船であった…。白い悪魔と闘う船長エイハブとイシュメルら乗組員たちの運命は…!? ハーマン・メルヴィルの海洋冒険小説「白鯨」を構成・梶原一騎、作画・影丸譲也のタッグで劇画化!!
新宿は歌舞伎町で知る人ぞ知る小料理屋を営む料理人・鬼神半次郎。料理の腕前は一級品で、常日頃から客に「こんな小さな店にはもったいない腕」と言われる職人だ。しかし…それは彼の表の顔。半次郎の真の姿は、新宿の悪党どもを文字通り「料理」してしまう、必殺仕置人なのである! 半次郎の店には悩みを抱えた多種多様な客が舞い込んでくる。金に物を言わせて関係を迫る生臭坊主に付きまとわれる美女、性根の腐ったヒモに騙されて風俗で働く若い娘…半次郎の包丁が夜に光り、悪を裁く!!
常盤組組長の一人娘龍子と、反町組の若頭赤井。互いに横浜を拠点とし長きにわたり抗争を続けてきた敵対するヤクザ組織の二人が恋に落ちた…。白い肌に赤井と同じ「羅刹」の刺青を彫り、命懸けで父親を説得した龍子は赤井と夫婦になるが、平穏な日々はそう長くは続かなかった。鬼剣組の横浜進出を機に、龍子の努力もむなしく再び全面抗争へと突入した常盤組と反町組。互いに愛し合いながらも別れ、対立するそれぞれの組の組長として修羅の道を歩む龍子と赤井の運命は――!?
昭和6年、栃木県真岡。日本拳闘倶楽部の創立者・渡辺勇次郎がボクシング興行で訪れたとき、飛び入りでプロ・ボクサーの花井に挑み、もう少しで勝ちかけた少年がいた。真岡中学柔道部主将・堀口恒男である。早稲田大学に進んだ堀口は、その大器を見込んだ渡辺に歓迎されて日本拳闘倶楽部に入門した。防御を無視しひたすら打ちまくる独自のスタイルに徹した堀口は、日仏拳闘戦の日本選抜戦に出場。その戦いぶりに『ピストン』と冠された。決勝に進出した堀口は、大先輩で『ノックアウト・アーティスト』と呼ばれた中村金雄と対戦し、勝つ。そして日仏決戦へ! 梶原一騎の処女作にして遺作となった巨編。梶原ワールドの原点を見よ!!
生れついたは追われる星の下! 流れ着いたは忘八稼業! 生きては地獄、死んでは地獄!! 「孝」「悌」「忠」「信」「義」「廉」「恥」の八つを忘れた外道・非情の世界。人斬り死能の鬼哭の剣に託して描きつくす黄金コンビ・小池一夫、小島剛夕の快心の傑作!!
1950年代から民主主義国家において暗躍していたと噂される非合法諜報機関「国際軍事法廷」。国際軍事法廷の執行官「大佐(カルゴ)」と言えば、共産圏の諜報員なら知らぬ者のいない存在だ。世界平和の名の下に共産国家の諜報員たちは彼の手によって闇へと葬られていった。叛乱、暴動、革命の時代……カルゴは、さらなる処断に乗りだそうとするが、ハンガリーの軍事諜報機関に捕らわれてしまう……。
※ネタバレを含むクチコミです。