平成学園中等部一年B組・藤巻駿(ふじまきしゅん)は、将来オリンピックで金メダルを取る夢を抱き、体操部に入部する。ところが、男子体操部は超弱小だと知らされる…!?ロス五輪金メダリスト・森末慎二が原作初挑戦!!金メダルをめざす少年・藤巻駿の波乱万丈、超熱血体操ストーリー!!
男子新体操部を舞台にしたTVアニメ「バクテン!!」をコミカライズ! 中学最後の夏、双葉翔太郎は、偶然見た蒼秀館高等学校(=アオ高)、男子新体操部の演技に魅了されて進学を決意! アオ高に入学した翔太郎が男子新体操部の門を叩くと、そこには個性的な先輩たちと同じ1年で中学男子新体操のスター、美里良夜がいた! 早速、先輩たちに教わりながら「バク転」に挑戦する翔太郎だけど…!? 何か一つのことに懸ける、熱い青春の日々。チームでひた走る姿を描く「スポ根×青春群像劇」
体操に夢中な中学3年生・天原満月。今まで試合に興味がなかったものの、ひょんなことから中学最後の大会に出場することに。そこで強豪クラブのエリート選手・堂ヶ瀬朔良の演技を目の当たりにし、満月の体操人生は一変。自分の意思通り体が動く体操を求めて、満月は朔良と同じ高校に進学するが…!?
赤城榛名は、体操女子のジュニアチャンピオン。ある日、彼女の所属する清流体操クラブに一人の少年がやってきた。少年の名は北野太一。男と男の約束を果たすためにこの街に帰ってきたという太一と、それを聞き動揺する榛名。二人の間にはいったい……。そして、太一の背中にある大きなキズは果たして!?二人を結ぶ接点は、7年前の夏にあった。永遠のライバルを追い続ける少年とその狭間で揺れる少女の愛と感動の青春物語。
体操界の神に愛されつつ、存在をすっかり忘れられてた男、体操界に参上!!!生粋のいじめられっ子黒羽ハネルの生きがいは女子体操部の練習をのぞき見すること!罪悪感はあるけどヤメられない。そんなダサい日々がこれからも続くはずだった―――。
千波みなも、15歳。飛ぶことと、クラクラが大好きな少女はふとしたきっかけで体操の世界に足を踏み入れた。本格、女子体操ストーリー!
最強タッグが挑む体操漫画の新たなる地平! その少年たちに託されたのは、体操の未来だった―― 東京五輪を目指す若き才能を発掘するため、集められた中高生たち。彼らを待っていたのは、過酷な試練と、厳しい選抜試験… 生き残るのは誰だ? 体操漫画のスペシャリストと、体操界の絶対王者が描く、本格スポーツドラマ、始動!!
とある北海道の高校で繰り広げられる、体操部の女の子たちの物語! 真面目が過ぎる部長のゆか、運動が出来なさ過ぎるいちご、ネガティブ過ぎるひなた、ちんちくりんで言動が特徴的過ぎるななみ。新進気鋭の有馬が描く、毎秒笑える体操部4コマ、開幕です!
期待の新星、鮮やかにフィニッシュ! 日向真琴は王倫高校体操部のホープ。優勝を真琴にさらわれたライバル校の五月は、真琴にリベンジを誓い不機嫌に会場を後にした。試合後、真琴のクラスに一人の転校生がやって来た。彼の名は威実(たけみ)。前の学校で暴力事件を起こしたって噂の、ちょっと近寄りがたい男の子。だけども体育の授業で素晴らしい鉄棒の演技を披露した威実に、真琴は心惹かれて行く。
わし、山里(やまざと)つばめ!通っていた山奥(やまおく)小学校が廃校になって、都会に転校してきたんじゃ。でもわしはこんなとこ好かん。なんも楽しゅうない!そう思っていた時、天女様みたいに空を舞う娘に出会ったんじゃ。その子を追いかけてわしがたどり着いたのは…!?スーパー体操ガールストーリー第1巻★
蝶のようにあざやかに群れ飛ぶ、少女達のシルエット――。13メートル四方のフロアの上で、フェアリー達は華麗に羽ばたく… 本格スポ根新体操コミック! ちひろはバレエ教師と陶芸家の愛娘。人もうらやむお嬢さん育ち。新体操に夢中な中学三年生で、新体操で有名な桐林に進みたいと悩んでいた。しかしママは大の新体操嫌い。ちひろを一流のバレリーナに育て上げるのが夢で、ちひろがバレエの名門・青蘭に進むと信じて喜んでいる。だからママに言い出せなくて…。
究極の美の世界… それが、新体操の世界! 本格新体操コミック、『蝶のように』続編! 乃間ちひろ、時任遼子、鹿屋小夜子は、桐林女子新体操部の仲良し三人組。2年になって後輩も出来た。しかし、頭角を現してきた1年の是沢茉莉が、個人戦のライバルとしてちひろと遼子に憎悪と敵意の目を向ける。二人の欠点と長所を研究し尽くしたそのダイナミックな演技は、ちひろに大いな刺激を与えるが…!?
烏森高校男子新体操部は、人数も少なく試合にもでられない超弱小部。キャプテンの竹中悠太は、強豪の女子部にバカにされながらも、いつか試合に出られる日を夢見ている。そんな中、カラ高の頭と呼ばれるヤンキー、東航がいきなり入部!?「ヤンキーなんかにタンブ新体操ができるわけがない」と反発する悠太だったが……。「男なのにレオタード!?」なんて笑ってられないドラマがある!これが俺たちの新体操だっ!!
【新体操部に入部、運命の出会いが!】愛香中学に転校してきた上条 光は、新体操の次期女王・椎名葉月、器械体操部のホープ大石誉昭と運命的に出会う! 有力選手がひしめく中、光は全国中学生大会出場をかけて、選手選抜テストに臨むが…。 アスリートの苦悩と恋をしなやかな筆致で描きあげた、週刊マーガレットで80年代に大ヒットした新体操まんが第1巻!
2016年。アンドレアノフの息子・ミハイルが日本へやってきた。彼は、現在明鏡学院大体操部監督をしている上野に、駿の「フジマキII」伸身ゲイロード一回ひねりを教えてほしいと頼む。上野はミハイルをテストした結果、「体操を楽しんでいない君にフジマキIIは無理だ」と告げるが…。
スポーツで汗を流す青春って妬ましいですね。僕が一人きりの部屋で不健康な汗をかいていたとき、グランドや体育館で健康的な汗をかいていた彼らは、きっと美人マネージャーと幸せな関係になっていったのでしょう。僕は2次元な彼女と不適切な関係になっていたというのに……。ああ妬ましい。今回紹介する『ガンバ! Fly high』も“スポーツ”と“ねたみ”というキーワードは欠かせません。「オリンピックで金メダルをとりたい」と、逆立ちもできない運動音痴の藤巻駿が飛び込んだのは、県最弱の平成学園体操部。そこには、一芸だけは秀でた三馬鹿トリオの先輩、内田、真田、東がいた。藤巻のひたむきな姿に3人も影響されて――。そんなプロローグから始まる『ガンバ~』の主人公・藤巻駿は典型的な少年漫画の主人公です。はじめはどんくさいけれど、眠った大きな才能をもち、努力を厭わない。あっと言う間に日本代表になり、世界初のオリジナル技を発明するまでになります。しかしこうなると、なんとも感情移入できなっなくなってしまいます。「努力とかいいながらも、結局“天才”の物語かよ」と。ああ妬ましい。しかし、『ガンバ~』はひとあじ違う。後半になると、完璧超人となった藤巻から、藤巻に追いこされてしまった3馬鹿トリオにフォーカスが移るのです。身近にいる天才・藤巻が世界の舞台で活躍するのをみて、感動しながらも焦りを感じた内田と真田は、自分なりの努力を重ねます。しかし、どうしても、どうしても、藤巻の背に追いつくことができない。藤巻に逆立ちを教えた内田は言います。 「俺はあいつに負けたくねえのよ! 体操の技術がどうとか得点がどうとかじゃなく、一生懸命ガンバるってことにおいて!」 決定的に実力の違う天才の背中を見ながらも、そんな気持ちをストレートに吐きだし踏ん張り続ける3馬鹿トリオこそ、読者が感情移入に足る、真の主人公だと思えてならないのです。これは、ひとつの【凡人萌え】マンガの極みと言えるではないでしょうか。そうジメジメした部屋の中で思うのです。