双子の女子高生姉妹・扇翔子と舞子、現代の陰陽師・剣持司ら霊能者たちが、邪法によって引き起こされる怪事件を解決する。大人気オカルト・アクション、装いも新たに登場!!第1巻には諏訪恐霊祭編の第7話までと、かき下ろしおまけまんがを収録。
家が隣同士の幼馴染みである蓮丘美桜乃(はすおか・みおの)と小石川祥太(こいしかわ・しょうた)。互いの気持ちに素直になれない二人の運命は、陰陽師の血を引く化学教師・薫丸(かおるまる)の予言が発端となって回り始めていく。そして自分の想いを美桜乃に告白しようとした祥太の体に、鬼の銀夜叉(ぎんやしゃ)が入り込み……!?時を超えた運命を描くラブファンタジー!
「間違えないで!表紙で傘持ってカッコつけてる馬鹿、主人公じゃないからねー!!」あ、ちなみに僕は式神・貴人(たかひと)です。平安時代から、安倍晴明(あべのせいめい)って陰陽師に仕えてます。今生で主人は、女に転生しちゃったんだけど、うんこみたいなJKに育っちゃって、絶望中。まー元々、腹黒い性格だったけど、そこにセコさが加わっちゃって…。圧倒的な力を、学校サボるとか黒板消すとか、みみっちいことにしか使わない。そんなクソ晴明(はるか)が! どんなに偉い人相手にもダルイとか行って、力を貸さなかったクソ晴明が、急にある人の護衛をするって言い出した。その相手が、傘持ってカッコつけてる表紙の馬鹿。あだ名は「傘王子」。あーやだ。もーやだ。僕の式神ライフ、まじうんこ。天才・七尾美緒のサイキックロマンス、第1巻!!
肩まで伸びる美しい黒髪、たおやかな顔立ち、女言葉からよく女性と間違われる退魔師・美神烈(みかみ・れつ)と、美神の家に転がり込んだ居候の陰陽師・百牙院剛(びゃくがいん・ごう)が繰り広げる、現代妖奇ファンタジー譚。自らの意志とは関係なく死を選びそうになる青年・山田悟(やまだ・さとし)が呪殺されそうになっているのを知った美神は、山田の退魔を買って出るが……。人魚と人間の束の間の恋を描いた「ロストマーメイド」の他、美神と剛の出会いを描いた「猫蟲(BYOUKO)」など4編を収録。美神と剛の活躍から目が離せない、シリーズ第1弾!!
美貌の退魔師・美神烈(みかみ・れつ)と、陰陽師・百牙院剛(びゃくがいん・ごう)が、装いも新たに帰ってきた!!『烈華封魔伝』のキャラクターと設定はそのままに、美神と剛がこの世に未練を残す霊や妖(あやかし)に立ち向かう。中学生の藤本智美(ふじもと・ともみ)は、アルバイトからの帰り道、2人組の男達に絡まれていたところを美神に助けられる。美神は、彼女に「怨(ねん)」の気配を感じるが……。著者のあとがきコメントを収録した「firstfile」も必見。
あるとき、ふっと気づいたら、天井裏を『何か』がズルズル這いずり回る音がする。この部屋、何かいる――!!?そんなちょっと怖いことに気づいた人を助けるのが新米陰陽師・初音(はつね)ちゃんの仕事。日本一の陰陽師だった義理パパの借金を背負って、しかたなく陰陽師になったのです。さてさて、本日初音ちゃんが立ち向かう事件とは――!?
私こと鈴の木初音は、ごくフツーの17歳。でも、私のパパは、ちょっとアレ。……陰陽師をしてるんです。しかも、日本一らしい。でも私にはかんけーないですから!!そんな私に、ある日パパから宿題が!!!男ふたりと同居して、どっちが『鬼』かを見分けろとか言いやがるんですけど、親として……いや、人としてどーなの!!!?フツーの女子高生・初音ちゃんの、フツーとはいえない毎日を描く、那州雪絵のハジケ系オカルティック・シリーズ、第一弾!
田中芳樹や夢枕獏が絶対の信頼を置く漫画家、伊藤勢が、平安の京都を舞台に、安倍晴明の幼少時代とその師匠賀茂保憲の活躍を描いた新たな陰陽師ヒーロー登場!
名代の陰陽師安倍晴明。その末裔の風水斎と分家の桂木千春は、四十九年に一度の大祭・鎮花祭に大役を任される。だが、晴れやかな務めに思えた儀式の場は、ただならぬ妖気が漂っていた。欠点だらけの陰陽師として人気の、風水斎最新作の登場!
時は明治。文明開化も曙(あけぼの)の帝都・東亰(とうけい)の闇を払うべし!魔を鎮めるは16歳の乙女、倉橋しずめ。京の陰陽師・倉橋彦文(くらはし・ひこふみ)と、神を呼びおろし憑依(ひょうい)させ能力をふるう修験者、御法実(ごぼうざね)の母の間に生まれし娘。帝都にはびこる化け物に、密偵・乾虎源太(トラゲン)と一緒に立ち向かえ!!
『瀧夜叉姫 陰陽師絵草子』を読んで居ても立っても居られなくなりこちらの『賀茂保憲』も読みました。読んでみてびっくり全然雰囲気が違う!けどめちゃめちゃ面白い!! 登場人物は安倍晴明、賀茂保憲ら平安時代の大御所メンバー。『瀧夜叉姫』とも共通しますが世界線は別物で独立しています。 『瀧夜叉姫』は本格派のダークファンタジーという感じでしたが、本作はもう少しコメディチック。玉藻の前が疫之狐狗窼(えきのこっくす)に感染して大変なことになったり明らかゴーストライダーの牛車を乗り回したり、ネタの方向性が秀逸。私のイチオシはモスラ回です。 悪ノリしながらも当時の文化事情をしっかり描いて陰陽道をカッコよくやりつつ物語が盛り上がっていくのが心地いいです。 固すぎもせず、ヌルくもないこのバランスが絶妙で「平安時代、マジで楽しそ〜〜〜!」っていう気持ちになります。(こっちの路線の『瀧夜叉姫』も見てみたかったかも…)