織田信介はジャンプボールに天才的なセンスを持った、清城高校ビリヤード部唯一の部員。部費獲得のためのパフォーマンスで大勝利をおさめ、部費だけではなくキュートな生徒会長・早川麻子をゲット!!ビリヤード部も学校から公認されて、初の公式戦にチャレンジする信介。麻子の声援に後押しされ、信介は次々と強豪を撃破し、ついに決勝戦に進出。最後の対戦はプロ並みの実力と評判の加納涼二と対決するが……。
中学生の森川駿が暮らす牧場で、1頭の仔馬が誕生しようとしていた。母馬は桜花賞3着で、白い疾風とまで呼ばれたサザン。難産に苦しむサザンを駿は徹夜で看病するが、サザンは仔馬の命と引き換えに息をひきとってしまう。風のように速い馬になれ、という願いを込めてシルフィードと名付けられた仔馬と駿の、挑戦の物語が始まった!
檜あすなろ(ひのきあすなろ)桜高校一年。第三野球部に所属する落ちこぼれで毎日雑用ばかり。ある日、監督から第三野球部の解散を命じられる。そして最後のはなむけに一軍と試合し、もし勝ったら一軍にさせてもらえることに。それを聞いた第三野球部は猛特訓を始める……!!一軍との勝負の行方はいかに!?第三野球部のあすなろとその仲間たちの挑戦と成長を描いた感動野球漫画!!
完全試合達成とひきかえに左腕を破壊した星飛雄馬が、独り行きさきも告げず去ってから5年。飛雄馬の野球にかけた情熱が再び燃えあがる!巨人軍が、長島監督のもと、球団史上初の最下位の屈辱に悲涙をのんだ年の夏。東京近郊の草野球界に成功率10割の代打を三万円で請け負う助っ人が出現し、話題となっていた。投手として死んだ男・飛雄馬は、打者として登場した!
高木一馬は、負けず嫌いの小学3年生。その父・勝馬は、かつてはマラソンのトップ・ランナーだったが、今は酒とギャンブルの負け犬人生を送っている。そんな2人に、突然、離別の危機がおとずれた。父と子の絆と、過去の栄光をとりもどすため、勝馬は、ついに再起の道を歩みだす!幻のランナー、奇跡のカムバックなるか!?井上正治の情熱のマラソン・ストーリー、スタート!
バドミントン部に所属する翔太は、中学最後の冬休みに運命の出会いをする。校舎の片隅で、見知らぬ少女が泣いているのを見かけた翔太は、その子のことが頭から離れない。バドミントンが強くて笑顔が可愛い、名も知らぬ少女……。彼女との出会いが、翔太を“本気”のバドミントンの世界へ導く!!咲香里が描く青春バドミントン・ラブストーリー!
オレはやるぜっ!!悲惨な過去は全て合流し、出発の春だ。勘違い男ノリタカ、ビッグになるべく、いざ蹴道部へ入門!!しかし意外にも、そのモヤシのような足にハードキッカーの資質が潜んでいた!?歩く虚弱体質、ノリタカのキック人生が今、START!!
コータローの母登場!! なんと忍者の末裔である彼女は忍法を巧みに操り、息子も舌を巻くほどの無軌道っぷりで周囲の人間は大混乱。しかも面倒な敵に狙われているようで……!?
天才バスケットプレーヤーとして将来を嘱望され、NBAに挑戦するために渡米した轟 静。あれから3年、日本の至宝と言われたその男は、ここ日本で堕落しきった生活を送っていた……。そんな彼の元に、かつての恩師が仕事の依頼にやってきた。轟の母校でもある大花高校バスケ部のコーチとなって、弱小となってしまった部を立て直してほしいと……。
驚異のパワー!スーパー球児“潤二郎”見参!!鍛え抜かれた鋼のボディと能天気な性格をあわせ持つ高校一年生・笠間潤二郎(かさま・じゅんじろう)。彼が入部した蘭邦(らんぼう)高校野球部は無名の弱小チーム……だが、“リトルの王様”尾崎(おざき)や、その尾崎を追って入学してきた実力者たちが揃っていた!しかも、甲子園の常連校・東海台(とうかいだい)学園といきなり練習試合することになって……!?
ぜんそく持ちの少年・成神蹴治(なるかみ・しゅうじ)は、父・龍(りゅう)が創った桜木(さくらぎ)高校サッカー部でプレーするのが夢だ。桜木高校入学式の前日、蹴治は北海道からやって来た少年・犬童(いんどう)かおるに出会う。二人は、訪れた桜木高校の練習試合で急きょ、後半戦から出場することに。蹴治とかおるがピッチに立った時、奇跡が生まれる……!!
いい作品はタイトルがいい
小学校はリトルリーグの万年補欠。中学ではサッカー部でやっぱ補欠。大会はいつも応援席で、試合の主役に拍手を送る役だった。上南高へ入学した俺、成瀬徹が入ったのは今はやりのバスケ部。かっこいいシューズも買ったし、今度こそ、と気合いを入れて臨んだ初日の練習で大失態。でもそこで、先輩のものすごいプレ-を目にした俺は……。ストリートバスケの世界に飛び込んだ徹を待ち受ける運命がいきなり動き出す第1巻!
リトルリーグで天才投手と呼ばれながら、右肩を故障し野球から遠ざかっていた花形満‥‥。肩は完治して再び野球ができるはずだった。だが不良の溜まり場となっていた野球部との勝負中、肩に激痛が走る! 壊れたままの肩を抱え、花形は嗚咽を漏らす。まだ、僕は野球がしたい‥‥。必死に伸ばした手が握りしめたのは打者という希望だった!!
バスケ大好きな中学3年生の緒方ナツキは、高校バスケの名門、藤ノ原学院の選抜試験を受ける。その帰り道、藤ノ原と試合をする聖マリアンヌ高校バスケ部のマネージャーと知り合い、見学をさせてもらうことに! ナツキの高校バスケの第一歩が今、始まる!
149cmと小柄な高校生ながら、天性の才能を魅せるバスケ少年・車谷空! 入学先のクズ高で、最初はバスケをやるには困難な状況だったものの、空の熱意に影響を受けて、千秋・百春兄弟や、天才少年・トビなど続々メンバーが集まった! 順調に進みだしたクズ高バスケ部だったが、挫折や事件とあらゆることに巻き込まれていく‥‥。バスケを愛する空たちは、数々の困難にどう立ち向かうのか!?
頭脳明晰! 容姿端麗! 自信満々! 策と頭脳を武器に、喧嘩無敗を誇る高校生・渕上竜也の元に、ある日、闇の格闘イベント「MAD」からの使者が訪れる。そこは、ルール無用・命懸け・卑怯上等の地下リング!! 生き残るためには、勝ち続けるしかない!!
掛川高が、冬・夏連覇に向けて総体(インハイ)予選突破を果たすその3か月前、古都・鎌倉に新たなる伝説が生まれようとしていた。大原由美子(おおはらゆみこ)が新しく監督になった私立九里浜高校サッカー部。そこには、“奇跡の左(ミラクル・レフティ)”を持つ伊東宏(いとう・ひろ)=ヒロがいた。前監督とそりが合わず控えの選手だったヒロを、いきなりレギュラーに抜擢した由美子。今、高校サッカーの歴史を塗り替える“左足(レフティ)”の伝説がはじまる──!!
秋田地区予選決勝、降雨コールド負けの不満を審判にぶつける秋田農業高校投手・浜崎力哉。球も速いが態度もでかい! そんな時、甲子園出場を決めた秋田学院が不祥事を起こし、出場停止となる。おもわぬところから甲子園出場がころがりこんできた秋田農業高校。大阪に乗り込んだ早々、タイガースの銅像を壊したり、“どぶてけし(とんでもねーやつ)”の浜崎が甲子園に乗り込む!! 秋田から宣戦布告だっ!!
『DAYS』初の公式スピンオフ! 本編では描かれなかったキャラクターたちの知られざるエピソードが明かされる! 第一章の主役は君下敦。聖蹟不動の司令塔は、なぜ犬猿の仲である大柴喜一を「喜一」と呼び捨てにするのか。そこに秘められていたのは、ある“決意”の物語──。臼井雄太の過去に迫る第二章の前半部までを収録!
男、石橋辰巳、無敵伝説の始まり!?横浪北高校に入学した辰(タツ)は、玉砕した片思いの女のコの一言がきっかけで「世界で一番強い男に成る!」と発奮し、空手部の門を叩く。特攻服着て、格闘技の“カ”の字も知らなかった辰の前に早くも波乱万丈の兆(きざ)しあり!こんなんでホントに強く成り上がれるの!?『遮那王義経』で講談社漫画賞を受賞する沢田ひろふみ若き日の、笑いあり熱闘ありの“空手アホ一代目”伝説!
拳にすべてを賭けた男が現れた!大阪市大阪区。不良のメッカであり、腕に自信のある男が腕試しに来るこの街一番の暴れん坊、萩原高(タカ)。小さい頃から負けず嫌いで、大阪区一番、ひいては日本で一番を自負するタカに、ブッ倒したい男ができた。東京ボクシング界のホープ、バンタム級で負け知らずの葛木比呂樹。タカは上京して葛木にまみえる!オレとお前とどっちが強い!?不良・タカのボクシング成り上がり伝説、開幕!
宝石箱のような読書体験!姫がいる!騎士がいる!ガリ勉、お姉ちゃん、カウガール、フィギュアスケーターがいる!拳法家がいて、農民がいる!『七つの大罪』『ブリザードアクセル』『UltraRed』の読み切り作品も収録!スポーツ、アクション、ギャグ、ラブコメ……。多彩なジャンルが楽しい“ばっちょワールド”を御賞味あれ!!
馬守は競馬学校を脱走し、馬のお産に立ち会った。遺伝学者の父の作ったサラブレッド・ヘルメスの子供が生まれるのだ。大変な難産ではあったが、苦労の末に蒼き瞳を宿す1頭のサラブレッドが誕生。その名はマルス。ターフに今、新たなる神話の1ページが刻まれる!!
バスケの名門・大神学園に入学した小嶺望海は、大ケガで選手生命を絶たれる事態に。9年後、交通事故に遭った望海が目を覚ますと、ケガを負う前の高校時代にタイムリープしていて…!? タイムリープ×本格バスケ! かつて諦めた「世界一」の夢をつかむため、“未来のバスケ”を武器にNBAを目指せ! 最先端バスケ漫画、開幕!! NBAを目指し、名門・大神学園に入学した小嶺望海は、大ケガを負い、選手生命を絶たれる事態に! 月日は流れ9年後、夢を諦めた望海に、かつてのチームメイト大木戸がNBAデビューしたことが知らされる。「もしあの日大ケガさえしなければ」そんな後悔を抱えたある夜、交通事故に遭った望海はその衝撃で、高校時代にタイムリープする!!
前川たけしさんといえば、1983年から月刊少年マガジンで連載されシリーズ累計で90冊近く刊行されている『鉄拳チンミ』が最も有名です。小さな子供でも親しみやすい絵柄と、それでいて迫力のある戦闘描写や魅力的なキャラクターたち、派手な必殺技、サスペンス性溢れる展開と魅力が満載の作品です。 そのテイストがそのまま色濃く反映されながら、週刊少年マガジンで1987年から1990年にかけて連載されていたのが『ブレイクショット』です。 1961年に公開されたアメリカ映画『ハスラー』が人気を博し、1986年に公開された『ハスラー2』が日本で公開されると一気にビリヤードブームが巻き起こりました。 『ハスラー・ザ・キッド』、『ザ・ハスラー』、『撞球水滸伝』、『キング・オブザ・ハスラー』、『獣たちのように』、『[W]ウォン』、『GAME-ゲーム-』、『ハスラー・レプリカン』、『ちょっとナインボール』、『モンキー・ハスラー』、『HOT SHOT』、『POOLPLAYER ISABU』、『ナインパズル』、『J.Boy』などなど数多くのビリヤードマンガが描かれてきましたが、ビリヤードマンガで大ヒットした作品というのはあまりありません。その中でも、異例の人気を見せた作品が『ブレイクショット』でした。 まだビリヤードという競技の存在すら知らない人も多かった時代に、マガジン読者の少年たちにビリヤードの存在を広く伝えた功績が大きい作品です。 この作品で秀でていたのは、何と言っても加納涼二や佐伯陽子といったライバルキャラクターたちの魅力です。そして、それを生み出していたのが「ショットガン・ショット」や「リバースショット」、「北斗七星」など、ライバルたちが繰り出してくる派手な必殺技の数々でした。 ビリヤードという競技はヴィジュアル的には格好いいのですが、画的には一箇所に留まって玉を打ち合うことになるので卓越した心理描写や何かしらの工夫がないとマンガとしては映えません。それを、『ブレイクショット』ではカッコいい&可愛いキャラクターとビリヤードを知らない人が見ても「何だかよくわからないけどスゴいことはわかる!」という必殺技を以って克服してみせていました。 サッカーがマイナーだった頃の『キャプテン翼』や、麻雀のルールを知らなくても派手で楽しめる『咲-Saki-』などにも通底する部分があります。実際にはプロでもできないであろうショットに関しても上手く理屈をつけて説得力は持たされていました。 それが故に、特に主人公・織田信介のダグラスショットやDHSを真似した人は多いと思います。しかしながら、スカイラブハリケーンの真似をしても怪我するだけで済みますが、ビリヤード場で無理なショットを撃つことで台のラシャを破いてしまったりすると高額な弁償を行わなくてはならなくなってしまうため、現実での代償が非常に大きい誘惑でした。 読んだらビリヤードをやってみたくなること請け合いの名作ですが、くれぐれも必殺ショットの取り扱いにはご注意ください。