尾上松吾郎、御矢高校一年、一代目総番。身長187cm、体重96kg!ケンカで半殺しにした相手を「法(ほ)~」と拝んで成仏させることから、“拝みの松吾郎”と呼ばれ、札付きの不良からも恐れられていた。ケンカだけが取り柄、優しさも力でしか表現できない不器用な男が、お嬢様高の小梅に恋をする……!?1980年代に人気を博した不良漫画の中でも異色の傑作、ツッパリ&ラブ・コメディー!!
私の息子が殺された……。いつもと同じ日のはずだった。たった10分間の母親の不在を除いては――。下校時に行方不明になった7歳の清貴(きよたか)ちゃんが死体で発見されたのは行方不明になった翌朝。殺された我が子を受け入れられず呆然(ぼうぜん)とする母親。やりばのない怒りと悲しみ、綻(ほころ)ぶ家族の絆(きずな)――。そんななか、被疑者として保護されたのは11歳の少年だった!!全ての母親に捧げる、渾身(こんしん)の物語――。
秋田地区予選決勝、降雨コールド負けの不満を審判にぶつける秋田農業高校投手・浜崎力哉。球も速いが態度もでかい! そんな時、甲子園出場を決めた秋田学院が不祥事を起こし、出場停止となる。おもわぬところから甲子園出場がころがりこんできた秋田農業高校。大阪に乗り込んだ早々、タイガースの銅像を壊したり、“どぶてけし(とんでもねーやつ)”の浜崎が甲子園に乗り込む!! 秋田から宣戦布告だっ!!
ぼくのお兄ちゃんは人殺しです。――年の離れた優しい兄を父母よりも慕う幼い弟。無垢な子どもの瞳が真実を知る前に、兄は姿を消した。それが弟の心に大きな傷となって残るとも知らずに……。やがて、兄が少年時代に犯した「殺人」という恐るべき罪を知り、その業を一身に背負うことになる弟の運命は――!?TVドラマ化された『アイシテル―海容―』の続編にして、まったく新しい兄弟の物語。
心理描写の細かさと繊細な絵柄が他の不良漫画にない 独特な雰囲気を醸し出している。恋愛や友情の描き方が より感情移入できるようになっているなと思った。 無駄な引き延ばしもなく、高校3年間をしっかり描けていた のもポイントが高い。今日俺や湘南爆走族などの 他の不良漫画と読み比べるのもまた一興だ。
小学一年生の清貴ちゃんが殺された。犯人は六年生の裕一。被害者と加害者がどちらも子供だから起きてしまった悲しい事件のお話。母親が外出中で家に入れずトイレに困っていた清貴ちゃんを助けたことで仲良くなるが、裕一の家族が不仲であることをバカにした清貴ちゃんにカッとなり殺してしまう。事実として裕一の家庭環境は荒れていて、両親を恨んですらいた。一番のきっかけは変質者に襲われてボロボロになって帰宅しても誰にも気づいてもらえなかったこと。その出来事は事件の後に被害者と加害者の両方の家族が知ることになり、母親同士が対面するきっかけになった。 物語なのでどうしても綺麗事にしなければならないところはありますが、読み応えはありました。清貴ちゃんの母親が犯人の裕一に宛てて書いた手紙には考えさせられます。2009年にテレビドラマ化されてるのも納得です。
心理描写の細かさと繊細な絵柄が他の不良漫画にない 独特な雰囲気を醸し出している。恋愛や友情の描き方が より感情移入できるようになっているなと思った。 無駄な引き延ばしもなく、高校3年間をしっかり描けていた のもポイントが高い。今日俺や湘南爆走族などの 他の不良漫画と読み比べるのもまた一興だ。