中学教師・山内海はある日、殺人事件のニュースを目にする。殺されたのは鈴木侑己、中学時代の同級生だった。数日後、山内の恋人で文芸書の新人編集・八木沢珠緒は、公募小説の落選作に事件と酷似した内容が描かれた作品を見つける。『ザシス』――作者名は佐伯遥人。やがて小説と同じように、旧友に同窓会の案内状が届いて…。森田まさのりが挑む初のサスペンスホラー第1巻!! ※この電子版は紙版『ザシス』1巻と同内容になります。重複購入にご注意ください。
雪積もる小さな町で、猟奇的な殺人事件が起こる――。身体を切断された被害者は女子高生・五十嵐真子。そして、犯人として警察に自首して来たのは、同級生の藍川美月。犯行を供述する美月だが、そこにはある違和感が…!? 闇に抗う2人の少女の“秘密”をめぐる、リアル・サスペンス!!
列島震わす一撃、着弾。平穏な日常を突如切り裂いたJアラートの警報音。永田町上空で炸裂した20キロトンの核弾頭。壊滅的打撃をうけた東京の人々に、生き残る術は…? 激動の時代に問う、核災害サバイバルコミック!! 退避から除染方法まで網羅する、保存版・核災害対策マニュアル付き!!
人探し、社会的抹殺、実質的殺害、世の理では拭えぬ人の業を悪の力を以て闇に葬る女・怨み屋。研鑽された構成とシリーズ第1部を彷彿させる原点回帰により、深みを増した濃密なストーリー。魅力的な人物と物語が怨みパワー炸裂させる第6部、スタート!!
のどかな田園風景が広がる猪狩町では、黒イチジクを地域の特産として、限界集落から一転、活況を呈し始めた。そんな中、イチジク農園を営む泉圭太のもとに鈴木睦雄と名乗る怪しい言動の男が現れる。彼は14年前に女子大生ストーカー殺人を犯した元受刑者だった。平穏な地域社会に投げ込まれた異物が生んだ小さな波紋(ノイズ)が、徐々に広がっていく――…!!
悪をもって悪を征する必要悪の女「怨み屋」。邪悪な心で正義を遂行する謎の人物「EVIL HEART」。さらには、日本で卑劣な犯罪に手を染める中国人組織。裏社会に生きる者たちの思惑が渦巻く中、とある被害者遺族の依頼により怨み屋は中国・上海へと向かう。そこに待ちうける3者の意外な接点とは!? 怨み屋シリーズ第5部始動!!
産業革命で様々な技術開発と経濟発展に沸く、19世紀末。ロシア船デメテル號はヴァルナ港で不氣味な木箱を積み、イギリスを目指し、出港する。しかし、その船内で凄惨な事件が発生し、船はイギリス・ウィットビーの沿岸で座礁事故を起こしてしまう。ウィットビーのパブリックスクールに通うミナ、ルーク、アーサー、ジョー、キンシーの5人は、座礁現場を目撃し…!?
単行本未収録の美少女妖怪漫画『妖怪少女―モンスガ―』のジャンプSQ.出張版やデフォルメ版『もももけ』、フルカラー掲載だった『AGEHA DESTROY』など収録した珠玉の短編集。
父親の遺産を巡り、対立する兄弟。余命宣告を受け、絶望する教師。才能を秘める少女に魂を託す老作家…。死んだ者と、残された者との想いを見つめる弁護士を描く、感涙のドラマ!!
私の名前は今日子!! ある日、裁判所から「元カレに借りた1千万円を返済しろ」って身に覚えのない手紙が送られてきたの。知らない間に欠席裁判で判決が確定していたなんて、そんなバカな話ある? もう、絶体絶命よ!! どの法律事務所も相手にしてくれなくて途方に暮れる私に手を差し伸べてくれたのは、真っ赤なフェラーリで疾走するド派手なスーツの剣崎盾――そう、“最強の弁護士”と呼ばれる男だったの。
不慮の事故や殺人などで不遇の死を遂げた者は、怨みの門で門番のイズコに「死を受け入れ天国へ旅立つ」か、「受け入れずに霊となって現世をさまよう」か、「現世の人を一人呪い殺す」か3つの行き先から選択することを迫られる。時も場所も越え、真実の魂のドラマは更なる高みへ。至高の新章開幕!!
【このコミックスはYJC「怨み屋本舗」第1巻の内容に連載時カラーなどを追加したものです。重複購入にご注意ください。】「あなたの怨み晴らします。社会的抹殺・人探し・実質的殺害(価格応談)」…こんな名刺があなたのポストに投げ込まれたら、あなたはどうしますか? 謎の女「怨み屋」があなたに代わって制裁を下します。殺伐とした現代社会の暗部を抉る問題作!!
実写映画『ノイズ』2022年1月28日(金)公開記念の特別仕様!! 表紙は黒イチジク農園の経営者“泉圭太”役で主演を務める藤原竜也!! ※全3巻、2022年6月30日までの期間限定販売商品です。 ※このコミックスはYJC「ノイズ【noise】」第1巻と同一内容です。重複購入にご注意ください。/【あらすじ】のどかな田園風景が広がる猪狩町では、黒イチジクを地域の特産として、限界集落から一転、活況を呈し始めた。そんな中、イチジク農園を営む泉圭太のもとに鈴木睦雄と名乗る怪しい言動の男が現れる。彼は14年前に女子大生ストーカー殺人を犯した元受刑者だった。平穏な地域社会に投げ込まれた異物が生んだ小さな波紋(ノイズ)が、徐々に広がっていく――…!!
天間荘は天空と地上の間にある魂の宿。そこは臨死状態の魂が訪れ、現世に戻るか天へと旅立つかを決めるまでを過ごす場所。その宿を切盛りする天間のぞみとかなえの姉妹の下に、腹違いの妹たまえの魂が訪れ…。『スカイハイ』の高橋ツトムが描く、“魂”を癒す、天上の温泉旅館物語。
冴えない中年男性・空島次郎は、ある日突然、ナミと名乗る女性とルームシェアをする事に。彼女の目的は何者かに殺された“父親の仇”を討つことだった! 秘密を打ち明けられ、否応無しに事件に巻き込まれる次郎! 運命の歯車が再び廻り出す──。
「ろくでなしBLUES」から「べしゃり暮らし」まで、一通り読んでいる作家さんだけに本作も当然手に取りました。 1話読んで、サスペンスであること、その世界観にひきこまれ これは完結してからイッキに読もう と思い、完結を楽しみにしてましたが(変な話ではありますが)まさか3巻でおわってしまうとは。 一気読みした最初の感想としては、ギャク色の強い作風の作家さんなのに、この手のストーリーもイケるのかと唸った。 誰が犯人なのかはもちろん、主要な登場人物の誰もが、実は後ろ暗い過去をもっているびっくり展開は、良い意味で緊張感があって、最後どう転ぶのか気になり読んでてあっという間だった。 ミステリでありがちな、くどい説明とかもなく、絵だけで魅せてくるのも読みやすかったし、不気味なタイトルが結局何なのか気になりながら最後につながるのも良かった。 総じて、面白かったという月並の感想なんだけど、3巻でキレイにまとまっている作品だと思います。 この手の作品で、個人的に重要だと思っている、読者に結論を委ねる部分もしっかりあって、そういう意味でも読後感は良かったてす。 3巻完結なので、イッキに読んでザシスの意味を噛み締めて欲しい。