覚えてないくらい
昔見たはずなのに、、全く覚えてないくらいw
短くまとまって読みやすく、かといってライトというほど簡素でもない、良いサスペンスものでした。
こういう系ってモノローグによる「文字の説明」がやたら長かったりするので、漫画なら絵だけで表現してほしいとか思っちゃうのですが、それはそれで難しいんでしょうね。
伏線回収されても、私の読解力のなさであまりピンとこなかったりする作品が多い中で、本作は非常に、わかりやすかったです。
さすがNON先生といったところです。
芥川龍之介の「藪の中」のような、
人によって証言(そこから描かれる状況)が異なり、ミスリードさせつつ真意を徐々に明らかにさせていくのが、読んでいて先が気になり、あっという間の3巻でした。
ネタバレなので詳細は割愛しますが、
嘘ついてまで復讐を成就させようとした主人公は、なんともやるせなく、切ないです。
が、不思議と読後感は悪くないので、
少女の美しくも悲しい復讐劇をご堪能いただければと思います。
雪積もる小さな町で、猟奇的な殺人事件が起こる――。身体を切断された被害者は女子高生・五十嵐真子。そして、犯人として警察に自首して来たのは、同級生の藍川美月。犯行を供述する美月だが、そこにはある違和感が…!? 闇に抗う2人の少女の“秘密”をめぐる、リアル・サスペンス!!
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